...教授團を基礎にした選擧で決めてゐる...
會津八一 「大學とその總長」
...確乎たる内面的基礎を缺くこととなるに違ひない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...それが素養とも基礎ともなったものでした...
上村松園 「作画について」
...一つには国家の基礎の動揺を防ぎ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なぜならばわたしはわたしが真実な表現の基礎を置くためにさえ十分誇張できないことを信じているからである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それを基礎にして多少の展開を与えたとしてもそれだけでは...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...故に物理学を終局に於て哲学的基礎の上で安定しようとすることは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...之は取りも直さず哲学的基礎を与えることになる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
......
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...稍々政党を基礎とするの体相を表示したりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...信用を得る基礎なのだ...
豊島与志雄 「程よい人」
...基礎をつくることはできない...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...そしてこの基礎から出発した量子力学が...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...徳川の礎(いしずえ)はいよいよ鞏固(きょうこ)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...またこれを基礎として研究を進め...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...基礎経験はその特殊性に応じて自己を存在のモデルにおいて抽象せしめる**...
三木清 「科学批判の課題」
...なぜならこれらのことこそは国民性を守護する大切な基礎になるからです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...こう四つの柱建(はしらだ)ての基礎工事が...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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