...以て国家の基礎を建て...
大隈重信 「日本の文明」
...其天然的基礎の天なることを...
高木敏雄 「比較神話学」
...物理のような基礎科学の教科書が根本の物理そのものはろくに教えないで瑣末(さまつ)な枝葉の物理器械や工学機械のカタログを暗記させるようなものでは困ると思う...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...基礎(どだい)を切石(きりいし)にし...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...だから例えば自然の存在は人間の存在よりも先であり基礎的であるという実在的な認識の代りに...
戸坂潤 「科学論」
...「国民を基礎とする政党に立脚」しなければ無意味だというのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...本質的にも綱領上でも又メンバーの身上から云っても封建的な勢力を基礎としていたし又いるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...――日本に固有な封建的残存勢力(之には無数の重大内容が含まれている)を基礎条件とすることによって初めてその上にファシズムの一般的条件を打ち立て得た処のファシズム...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...常に政党を基礎としたる立憲政府の完成を期せざるなく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...現代の電磁気学の基礎を完成したマクスウェルから...
中谷宇吉郎 「英国の物理学界と物理学者」
...我々は近代の解釋學がかくてもと有機體説の基礎の上に立つてゐることに注意しなければならないと思ふ...
三木清 「歴史哲學」
...認識は直観の基礎を失い...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...理論的な謀略と非科学的なユートピアを基礎とした矛盾と逆説をはらんでいる...
矢部貞治 「政治学入門」
...更生日本の基礎をかため...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...ただそれのみの完成にても芸術上に於ける一大基礎概念の整頓であり...
横光利一 「新感覚論」
...両国の修交共栄の基礎がここに定まりますように」と...
吉川英治 「三国志」
...後日の政治的な基礎が...
吉川英治 「新書太閤記」
...わずか本丸の一基礎となっているに過ぎない...
吉川英治 「新書太閤記」
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