...初(はじめ)て日本(にほん)の經濟界(けいざいかい)の基礎(きそ)は安固(あんこ)なものになる...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...これが即(すなは)ち現今(げんこん)の地震計(ぢしんけい)の基礎(きそ)の形式(けいしき)であつて...
今村明恒 「地震の話」
...それ故実際に硯友社の基礎を固めた元勲ともいうべきは紅葉...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...君は其の最も至難なる基礎的工事を此處迄築き上げたのであるから...
丹波敬三 「大植物圖鑑」
...それを基礎として改新の運動が正しい方向をとってゆくことである...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...わが年齡を忘れてこれからでも何かの基礎工事を初め度い...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...近代日本の文化の礎石の一つとなつた活字の創造...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それがどうしてn次元の幾何学の基礎になれるか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
......
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...などとそれを決める権利を持ってるものでしょうか?」「なんだってここへ資格の決定なんかもちこむんだい! この問題は資格などを基礎に置くべきでなく...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...しかし私はこの原子力利用の基礎を築いたキュリー夫人が...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...個人主義の基礎から考えると...
夏目漱石 「私の個人主義」
...柱(はしら)の下(した)には礎(いしずゑ)もない...
濱田青陵 「博物館」
...この物語の基礎となっている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...有機体説的世界観の基礎を俟(ま)つて初めて...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...かくて宗教的なる基礎經驗の關係する限り...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...今までの基礎を捨て...
吉川英治 「鬼」
...仏教の流布に反対して亡ぼされた物部(もののべ)一族の領地領民をその経済的基礎としたものであるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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