...お互同志の氣さへ確りして居れば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...性根はなか/\の確りものらしくもあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狹いが確りした梯子(はしご)を二階へ案内しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この娘には何處か確りしたところがありさうです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのくせ性根の確りしたところのある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...確りした女でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四十三の老孃で上總屋の店中でも確りものでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...肉づきの確りしたところや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この確り者らしいくせに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの娘はなか/\確りしてゐるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰も確りとした答へを與へるものはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親切で、鷹揚で、人の世話が好きで、――娘が綺麗で」「それは餘計だ」「内儀のお時さんは、確り者ですが、氣の毒なことに病身で、主人がお朝師匠の世話を燒いて居るのも、見て見ぬ振りのやうです」「その日主人は、お妾のお朝のところへは行かなかつたのかな」「さア、其處までは」「それも關取の背中か...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後見の叔父が確りして居るから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...田坂具隆は確りしてると感心する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...中々確りしたもの...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ロッパよ確りと抱かなくてはならぬぞよ! といふことである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私はまた誰かもっと確りした男でも帰って来て...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...何だか他の若い労働婦人たちより一層確りしたようなところがある...
宮本百合子 「「インガ」」
便利!手書き漢字入力検索