...雫一つ中に浸みこませない程確りとくつついてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...よろけるのをまたぐいと引き寄せて「君の眼はどだい節穴だよ」「そうかい」「ちと確りしろ...
「草藪」
...これが確りしないと全部構造が巧く出來ません...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...私は次兄の手を確り握り...
外村繁 「澪標」
...確り締めてくれ」引窓の綱を絞つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...文字が確りしてゐるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...確りした女でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...誰も確りとした答へを與へるものはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人の善兵衞よりは確りものらしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お淺は三十六の美しくも何んとも無い平凡な女ですが、確り者らしさや、小意地の惡さは相當で、主人の妹の配偶(つれあひ)で、何彼と差出る與三郎に對して、あまり良い感じを持つて居ないことは事實かも知れません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三十二、三の大年増で、陽(ひ)に焦(や)けて申分なく黒くはなつてはゐるが、眼鼻だちのはつきりした、鼻の下の寸の詰まつた、江戸前の美人型で、高荷を背負つて、町から町へと歩く商賣だけに、身體も確りして、なか/\の魅力です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...来年は確りしたいと思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...まだ頭がふらつき確りとは歩けない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...あんなに確り受合って居ながら何とも云ってよこさないんだよ...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...ここにいる間は珍しい位確りしていたが到頭兜(かぶと)をぬいだそうだよ」自分は冷淡に...
宮本百合子 「刻々」
...お体がいくらか確りしたように見えたそうで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして確りとその両の足で立上って困苦や窮乏を迎えろ...
山本周五郎 「青べか日記」
...ドゥイング・ナッシング・イズ・ドゥイング・アイルだ確りしろ...
山本周五郎 「青べか日記」
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