例文・使い方一覧でみる「確かに」の意味


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...植物と言ふものゝ気味の悪さ!蟇最も美しい石竹色は確かに蟇(ひきがへる)の舌の色である...   植物と言ふものゝ気味の悪さ!蟇最も美しい石竹色は確かに蟇の舌の色であるの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...確かにくれないの軽雲の如く見えたが...   確かにくれないの軽雲の如く見えたがの読み方
太宰治 「惜別」

...私も確かにそれを年増の方の女だと見たのであるが――突然に泳ぐような足取りで...   私も確かにそれを年増の方の女だと見たのであるが――突然に泳ぐような足取りでの読み方
橘外男 「生不動」

...確かにクイリナアレの廻し者です! 私の読心術(テレパセイ)は...   確かにクイリナアレの廻し者です! 私の読心術はの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...そして確かにそう云われてみれば...   そして確かにそう云われてみればの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...確かにそうである...   確かにそうであるの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...其の確かに歸りしは正始八年以後魏の使張政等と偕にせし時に在り...   其の確かに歸りしは正始八年以後魏の使張政等と偕にせし時に在りの読み方
内藤湖南 「卑彌呼考」

...七瀬と、綱手とは、人々から聞く、二人連の侍とは、確かに、池上と兵頭にちがいなかったし、その二人を援けたのは、きっと、益満であると考えた...   七瀬と、綱手とは、人々から聞く、二人連の侍とは、確かに、池上と兵頭にちがいなかったし、その二人を援けたのは、きっと、益満であると考えたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...足を折ったそうで不具(かたわ)になるかも知れません」「綱は確かに人が切ったのか」「匕首(あいくち)を綱の結び目に挟んであったそうだから...   足を折ったそうで不具になるかも知れません」「綱は確かに人が切ったのか」「匕首を綱の結び目に挟んであったそうだからの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...鳥羽田 確かに来るな...   鳥羽田 確かに来るなの読み方
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」

...まだ確かに生地の白さと繊細さの名残はあって...   まだ確かに生地の白さと繊細さの名残はあっての読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...確かにあの蛾が彼を惹きつけたのだ...   確かにあの蛾が彼を惹きつけたのだの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...さう、それは確かに、それらの半ば夢見心地の、ぼんやりとした器具類にとつては、恐ろしい一時期であつた...   さう、それは確かに、それらの半ば夢見心地の、ぼんやりとした器具類にとつては、恐ろしい一時期であつたの読み方
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」

...キスは確かに死んでいる...   キスは確かに死んでいるの読み方
牧逸馬 「生きている戦死者」

...確かにもっともよく選んだものというべきである...   確かにもっともよく選んだものというべきであるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...しかも、それでいてその位置はというと、確かに、北海道の脊梁(せきりょう)山脈の中でも、人跡未踏の神秘境に相違ないのだから、その一軒家が何人(なんぴと)の住家であろうかは、容易に推測されない訳である...   しかも、それでいてその位置はというと、確かに、北海道の脊梁山脈の中でも、人跡未踏の神秘境に相違ないのだから、その一軒家が何人の住家であろうかは、容易に推測されない訳であるの読み方
夢野久作 「キチガイ地獄」

...今朝のは確かに恐しい一つでした...   今朝のは確かに恐しい一つでしたの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...シナ人を新しい造形美術に導いたものは確かにギリシアの芸術的精神の伝統であった...   シナ人を新しい造形美術に導いたものは確かにギリシアの芸術的精神の伝統であったの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「確かに」の書き方・書き順

いろんなフォントで「確かに」

「確かに」の英語の意味


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