...その後まったく確かなものと認められ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...人間はもつと確かなものに憑らなければならぬ...
會津八一 「一片の石」
...どのくらいの処まで確かなものであるかを見ようとする...
伊藤野枝 「転機」
...それが彼の服装全体の中で唯一の確かなものだった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...その代わり仕事は確かなものだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何一つ確かなものを掴み得なかった...
豊島与志雄 「反抗」
...自分の思っていたところも確かなものとなったように感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大體これは確かなものに違ひないのでありますが...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...制度にあるが如く蛇鈕であることなども其の確かなものであることを示して居る...
内藤湖南 「聖徳太子」
...出どころが確かなものだぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...近頃は身許の確かなものでないと決して採らないことにしてありますから」「兎も角...
野村胡堂 「死の予告」
...われわれの立場なんか君が考えているほど強いものでも確かなものでもない……周りは深い淵だ...
久生十蘭 「ノア」
...十人が一度に首をくくつても大丈夫確かなものだつた...
北條民雄 「間木老人」
...判断だけは確かなものだと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それだけにいうことは確かなもの...
山本笑月 「明治世相百話」
...却(かえ)って確かなもの...
夢野久作 「名娼満月」
...あれほどに賞(ほ)める人物ならば確かなものであろう...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索