...世を欺ける碩学」という汚名がついて廻っているのだ...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...裏面には土佐の碩学(せきがく)寺石正路(てらいしまさはる)先生の選文がある...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...自分らのような弱輩のものがこの碩学(せきがく)に近づいて何か話でもしようと思うと...
寺田寅彦 「柿の種」
...顕真法師の方には門徒以下の碩学...
中里介山 「法然行伝」
...其の政府又は碩学(せきがく)の士と相接して...
蜷川新 「天皇」
...この二碩学(せきがく)およびゼームス・ミルの子なるジョン・スチュアート・ミル(John Stuart Mill)らと親しく往来して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...終身年金を贈っていずれもこの碩学を優遇した...
穂積陳重 「法窓夜話」
...碩学(せきがく)大家どもと...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...わずかに六十年足らぬ間に当時の碩学が今日の阿呆と見えるようになったのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...碩学(せきがく)の人たちが選ばれて答案の審査にあたったのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...歴史上の碩学(せきがく)や英雄を無数に生んだ功績は大したものではありませんか...
与謝野晶子 「産屋物語」
...当代の碩学(せきがく)を以て任じ...
吉川英治 「江戸三国志」
...五岳の碩学(せきがく)...
吉川英治 「新書太閤記」
...七百の出家たちの上にある碩学(せきがく)は智真(ちしん)長老といって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...碩学(せきがく)たちが...
吉川英治 「親鸞」
...当代の碩学(せきがく)のうちで...
吉川英治 「親鸞」
...有力な檀徒(だんと)や碩学(せきがく)が...
吉川英治 「親鸞」
...僧籍で大僧都の肩書まである半俗半僧の碩学(せきがく)だし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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