...紀州に棲まるゝ著名の碩學...
泉鏡花 「遺稿」
...碩學すらなやめるは...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...呉昌碩の作品展覧会を思ひ立つた事があつた...
薄田泣菫 「茶話」
...呉昌碩を支那の鉄斎翁といふ事にして売り込まうとしてゐる呉服屋にとつては...
薄田泣菫 「茶話」
...故ニ世人称シテ南山ノ碩学七生ヲ悟ルノ人ト云フ矣...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...井上因碩(いんせき)のそれである...
中勘助 「独り碁」
...当代の碩学(せきがく)森鴎外(もりおうがい)先生の居邸(きょてい)はこの道のほとり...
永井荷風 「日和下駄」
...全国の碩学(せきがく)にして才識徳望ある人物を集めて...
福沢諭吉 「学問の独立」
...哲学者ジョン・ロック一六九六年(わが元禄九)鮭の胃を剖(さ)いて得た海蚣をアイルランドの碩学で英学士会員だったモリノー男に贈り...
南方熊楠 「十二支考」
...正徳元年板其碩(きせき)の『傾城禁短気(けいせいきんたんき)』に「この津の橋々に隠れなき名題の呂州(風呂屋女を指す)猿女上人」...
南方熊楠 「十二支考」
...碩学(せきがく)大儒(たいじゅ)の哲学者王たるべきが如く...
森鴎外 「細木香以」
...井上の養父は碩平といって...
柳田国男 「故郷七十年」
...陰謀の首魁蹇碩(けんせき)を血まつりにあげん」と...
吉川英治 「三国志」
...輯、呉碩は、「さてこそ」と、血の御文を拝し、哭(な)いて、連判に名をしるした...
吉川英治 「三国志」
...呉碩(ごせき)の四人だった...
吉川英治 「三国志」
...一山の大徳や碩学(せきがく)と...
吉川英治 「親鸞」
...聞きものだて」「碩学(せきがく)たちも意地がわるい...
吉川英治 「親鸞」
...諸院の碩学(せきがく)たちの招請に応じても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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