...呉昌碩を支那の鉄斎翁といふ事にして売り込まうとしてゐる呉服屋にとつては...
薄田泣菫 「茶話」
...これを具備した人にして始めて碩学(せきがく)の名を冠するに足らんか...
寺田寅彦 「知と疑い」
...碩学(せきがく)高僧である大和尚が...
中里介山 「大菩薩峠」
...清末の碩儒(せきじゅ)で...
中島敦 「斗南先生」
...宗碩に至りては、しばしば美濃に往来した者であるので、実隆は同国苧関用脚の件につき、宗碩を煩わしたこともある...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...『日本紀』七や『豊後風土記』に景行帝十二年十月碩田国(おおきたのくに)に幸(みゆき)し稲葉河上に土蜘蛛を誅せしに血流れて踝(つぶなき)に至るそこを血田というとあるのも土が赤かったからの解説(いいわけ)だろ...
南方熊楠 「十二支考」
...海外多数の碩学(せきがく)名士が毎(いつ)も同情せらるる予の微力を以て老いの既に至れるを知らず...
南方熊楠 「十二支考」
...亮碩子来一宿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「元碩」は玄碩に作るべきで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...養父の称を襲(つ)いで玄碩といっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その弟の方の碩平を迎えることにした...
柳田国男 「故郷七十年」
...養父母に当る碩平夫妻も...
柳田国男 「故郷七十年」
...当代の碩学(せきがく)を以て任じ...
吉川英治 「江戸三国志」
...「蹇碩は、すでに誅罰した...
吉川英治 「三国志」
...客の王子服や呉碩たちも...
吉川英治 「三国志」
...聞きものだて」「碩学(せきがく)たちも意地がわるい...
吉川英治 「親鸞」
...南都の碩学(せきがく)にもつき...
吉川英治 「親鸞」
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