...碧梧桐君の句も載っていた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...その事を京都の碧梧桐君に交渉すると...
高浜虚子 「子規居士と余」
...旧知の山川に迎えられて、今は碧梧桐、鼠骨両君の住まっている、もとの虚桐庵に足踏み延ばしてその夜は熟睡した...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君らと会合して作った句稿などを送ると居士はそれに詳細な評論を加えてかえして来たり...
高浜虚子 「子規居士と余」
...やがて碧梧桐、紅緑(こうろく)来りぬ...
高浜虚子 「子規居士と余」
...余と碧梧桐君とは居士の意を酌(く)んで...
高浜虚子 「子規居士と余」
...これは碧梧桐(へきごとう)が常に新を欲して踏み迷うた感があるのを残念に思って言った言葉である...
高浜虚子 「俳句への道」
...碧梧桐氏や虚子氏も俳句の外この写生文をも盛んに作って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...此處から碧梧桐(あをぎり)の葉に邪魔され乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...碧梧桐の句はいつもいくらかずつ変化しておる...
正岡子規 「病牀苦語」
...碧梧桐がその亡兄黄塔(きとう)の硯を持つて来て貸してくれた...
正岡子規 「病牀六尺」
...(七月二十一日)七十一○近刊の雑誌『宝船』に甘酒屋打出の浜に卸しけり青々といふ句があるのを碧梧桐(へきごとう)が賞讃して居つた...
正岡子規 「病牀六尺」
...しかして碧梧桐後者を取らず虚子前者を取らず...
正岡子規 「病牀六尺」
...碧梧桐いふ、手料理といひ料理屋といふは常に我々の用ゐる所、何が故にこの語あれば月並調といふか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...碧梧桐が一種自家の調をなすはさすがに碧梧桐たる所以(ゆえん)にして余はこの種の句を好まざるも好まざる故を以てこれを排斥せんとは思はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...これは左千夫、碧梧桐、虚子、麓(ふもと)の四人を明日の夕刻来てくれと招き置きたる者にて、その用事は、頃日(けいじつ)余が企てたる興津(おきつ)へ転居の事今まで遷延(せんえん)して決せざりしを、諸氏と相談の上最後の決定をなさんとするなり...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...或は碧梧桐の膝に上る...
子規 「闇汁圖解」
...雑誌『曲水』に河東碧梧桐氏があれほどの大名と仕事をされてゐながら...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
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