...紅稲啄残鸚鵡粒碧梧棲老鳳凰枝上に挙げたのは倒装法を用ひた...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...会者、鳴雪、碧梧桐、五城、墨水、麦人、潮音、紫人、三子、孤雁(こがん)、燕洋(えんよう)、森堂、青嵐(せいらん)、三允(さんいん)、竹子(ちくし)、井村、芋村(うそん)、坦々(たんたん)、耕雨...
高浜虚子 「五百句」
...上人(しょうにん)の俳諧の灯(ひ)や灯取虫(ひとりむし)明治三十九年六月十九日 碧梧桐送別句会...
高浜虚子 「五百句」
...余は此の碧梧桐君の言も母堂の言も決して否認しようとは思わぬ...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君らと共に余を社会に推挙した年で...
高浜虚子 「子規居士と余」
...当時碧梧桐君の文章のうちにも...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...その山会に出席するものは四方太、鼠骨、碧梧桐、私などが主なものであった...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...碧梧桐氏逝去を今日知つた(新聞を見ないから)...
種田山頭火 「其中日記」
...今いった碧梧桐虚子の二氏はその後京都の高等中学校の改革で仙台の第二高等中学校に移ったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...碧梧桐氏がワキであった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...五月雨や木曾は一段の碓氷嶽 碧梧桐上野より汽車にて横川に行く...
正岡子規 「かけはしの記」
...その次の日曜日にまた碧梧桐が家族と共に向島(むこうじま)の花見に行くというので...
正岡子規 「病牀苦語」
...これは一昨年の春東宮(とうぐう)の御慶事があった時に予が鉢植のおだまきを写生して碧梧桐に送り...
正岡子規 「病牀苦語」
...(七月二十二日)七十二○先日『週報』募集の俳句の中に京極(きょうごく)や夜店に出づる紙帳売(しちょううり)といふが碧梧桐の選に入つて居つた...
正岡子規 「病牀六尺」
...碧梧桐(へきごとう)は天狗(てんぐ)住んで斧(おの)入らしめず木の茂りの句善しといひ虚子(きょし)は柱にもならで茂りぬ五百年の句善しといふ...
正岡子規 「病牀六尺」
...(八月二十七日)百八○『ホトトギス』第五巻第十号にある碧梧桐の獺祭書屋(だっさいしょおく)俳句帖抄評の中に砂浜に足跡長き春日かなを評して自分の足跡だか...
正岡子規 「病牀六尺」
...(ツヅク)(八月二十八日)百九(ツヅキ)秋風や侍町は塀ばかり右の句につきての碧梧桐の攻撃は...
正岡子規 「病牀六尺」
...落葉の早い碧梧桐(あおぎり)...
水上滝太郎 「果樹」
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