...可全君というのは碧梧桐君の令兄である...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君もその頃は殆ど余と同身一体のような有様であった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...余はやはり碧梧桐君などと共に二高――仙台――に行く事に極った...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君の親戚の陸軍大尉(?)宇和川氏の家にともかく一応落着いて...
高浜虚子 「子規居士と余」
...七碧梧桐君と二人で仙台の第二高等学校を退学して上京してからは二人とも暫時の間根岸の子規居士の家に居た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...それもよく見ておるとお前一人の時はそれほどでもないが秉公――碧梧桐――と一緒になるとたちまち駄目になってしまうように思う...
高浜虚子 「子規居士と余」
...余は此の碧梧桐君の言も母堂の言も決して否認しようとは思わぬ...
高浜虚子 「子規居士と余」
...碧梧桐君に対しても余に対しても...
高浜虚子 「子規居士と余」
...此處から碧梧桐(あをぎり)の葉に邪魔され乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...碧梧桐(へきごとう)...
正岡子規 「病牀六尺」
...余はどうしても俳句として採ることが出来ぬと思ふやうな句をいつでも碧梧桐が採るといふ事を知つて居る...
正岡子規 「病牀六尺」
...しかも前者は虚子これを取らず後者は碧梧桐これを取らず...
正岡子規 「病牀六尺」
...碧梧桐評の中にこの句は乙二(おつに)調だとか...
正岡子規 「病牀六尺」
...(四月二十四日)碧梧桐(へきごとう)いふ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...二日灸(ふつかきゅう)和尚固(もと)より灸の得手 碧梧桐草餅や子を世話になる人のもと 挿雲手料理の大きなる皿や洗ひ鯉 失名など月並調に近きやう覚ゆ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...これ碧梧桐調を摸する者と覚えたり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...碧梧桐(へきごとう)来て謡曲二番謡(うた)ひ去る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...危篤(きとく)の電報に接して母と碧梧桐(へきごとう)とが東京から来る...
正岡子規 「病」
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