...しかし硬水を使うと色が良くなる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...硬いものは釘(くぎ)一本小楊子(こようじ)一本でも許されないのだ...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...顔を緊張に硬くしている...
海野十三 「火星探険」
...木挺のように硬ばって...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...木のように硬(こわ)ばった自分の顔がだんだん直って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ねむい」
...起きぬけの庸三は顔の筋肉の硬(こわ)ばりが釈(と)れず...
徳田秋声 「仮装人物」
...周囲との触れ合いで時々起こるしこりのような硬(かた)い気持が...
徳田秋声 「縮図」
...初めは硬直したような腕の自由は利かず...
徳田秋声 「縮図」
...ウエリントンは毫も公衆の感情に頓着せざると共に、又公衆に好愛せらるべき、傾向を其の天分に發見せざりき、彼れの態度は冷靜なりき、乾燥なりき、生硬なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...硬い方の學問が興らずに軟かいもの...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...三年以後に至りその筆勢は次第に強硬となり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...肉も次第に硬(かた)くなります...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...まるで化石したやうにからだを硬ばらせてしまつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それを女達の硬い性質と自分の弱い性質との差異のせゐにした...
堀辰雄 「聖家族」
...乾くにつれて縮みより硬(こわ)ばりたり...
柳田国男 「山の人生」
...孝之助の顔も蒼かったろう、呼吸は平静だと思うのに、胸が固く硬ばり、喉(のど)の奥に吐きけを感じた...
山本周五郎 「竹柏記」
...むずかしいのは」独り呟いているかのような硬めた眉の翳(かげ)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...ばばはそこへ備前焼の置物みたいに硬くなって坐った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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