...砿抗にうずたかく積み重なっている死屍や...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...まだカットしない砿石(いし)やらを...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...水晶砿山(すいしょうやま)を当てることがどんなに巨利を得るか...
山本周五郎 「藪落し」
...もうこの県内には水晶砿山はないというのがこのごろの常識になっているのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...かんば沢の奥に水晶砿脈がなければならぬということが仔細(しさい)に書きしるしてあるという...
山本周五郎 「藪落し」
...紫水晶の砿脈だから...
山本周五郎 「藪落し」
...丸鑿(まるのみ)と金槌(かなづち)と砿石(いし)を入れる革袋を持ち毎日暗いうちから山へ登って行く...
山本周五郎 「藪落し」
...おれにはもうだいたい砿脈の見当がついてきたのだ...
山本周五郎 「藪落し」
...渓流に洗われるところにはよく砿脈が露われているというので...
山本周五郎 「藪落し」
...――水晶砿山を捜し当てるか当てぬか...
山本周五郎 「藪落し」
...べつに砿脈を捜すようすもなく...
山本周五郎 「藪落し」
...その砿区は数箇所に分れて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...満鉄の大資源は実に鉄道部と共に此の炭砿のあるが為めである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...竪横に深く坑道を穿つて採掘する物であると思つてゐた炭砿の概念は忽ちに裏切られて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...旧市街の地下の炭田が露天掘の砿区となつた為めに近く移された満鉄経営の欧風日本街である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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