...災害で家が破屋になってしまった...
...八百屋さんのところで破屋となっている果物を格安で手に入れた...
...そのビルは老朽化が進んでいて、いつか破屋になってしまうだろう...
...返済が滞り、彼は破屋の危機に瀕している...
...経営不振で会社が破屋になった...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...かしこなるは我破屋(あばらや)なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...夫人は朽ち腐れた破屋の縁へ飛縋(とびすが)った...
泉鏡花 「怨霊借用」
...さるにても湖畔に立つて見渡す所何といふ破屋! しかもコントラストに何といふ湖水の風致! いろ/\の思ひで知らず識らず垂れた頭をふりあぐると...
土井晩翠 「野口英世博士の生家を訪ひて」
...三千の兵士らはウーゴモンの破屋(あばらや)のうちだけできられ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...道の右側にある煉瓦(れんが)の破屋(あばらや)の古い破風(はふ)に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...戸口は単なる破屋の戸口らしい粗末なものにすぎないのに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのゴルボー氏がオピタル大通り五十・五十二番地の破屋の所有者であったそうである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...破屋の人たちは、かくて冬の終わり頃に達した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「貸し間」という札が常にはりつけられていたその五十・五十二番地の破屋(あばらや)には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...互いに寄り合って運命の破屋の中にうずくまる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...実際九階もの破屋の間にはさまれて薄暗く狭くって角の多いそれらの小路は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...またそれらの破屋もはなはだしくいたんでいて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...こんな破屋(あばらや)でも泊る事が出来るんだったと...
夏目漱石 「坑夫」
...立ち腐れになったようなひどい破屋(あばらや)だった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...この破屋(あばらや)に花のようなお嬢さんたちだの...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しこうして一曙覧をして破屋竹笋(ちくしゅん)の間より起(た)たしむるあたわざりしもの何がゆえぞ...
正岡子規 「曙覧の歌」
...此の破屋にも等しい小家の中に貧しく住んでゐる彼女を見たらば...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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