...突っ走る破れかぶれの若者たちには、注意が必要だ...
...彼女は破れかぶれで夢に向かって突っ走るタイプだ...
...破れかぶれで仕事に取り組むことは大切だが、無茶は禁物だ...
...サッカー選手たちは破れかぶれで戦いを繰り広げた...
...破れかぶれの熱意があってこそ、目標を達成できる...
...許生員は破れかぶれに鞭を抛ってしまうより外なかった...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...破れかぶれよ、按摩さん、従兄弟(いとこ)再従兄弟(はとこ)か、伯父甥(おじおい)か、親類なら、さあ、敵(かたき)を取れ...
泉鏡花 「歌行燈」
...この同じ医師は他の破れかぶれで疑わしい療法を行なっていた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...私を破れかぶれの廃頽(はいたい)気分から遂に引上げ救ひ出してくれたのは彼女の純一な愛であつた...
高村光太郎 「智恵子抄」
...破れかぶれになっているものと見える...
太宰治 「新ハムレット」
...破れかぶれに自分の秘密までサラケ出して売り込んだのんか...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...あの大将も破れかぶれだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...破れかぶれだ」匕首(あひくち)を振つて左右からお京に殺到したのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...破れかぶれだ」匕首(あいくち)を振って左右からお京に殺到したのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...破れかぶれに暴れて暴れて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...ええ、もうこうなったら、破れかぶれだ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...もう父親には破れかぶれになつてゐたから第二の短篇は易々と書いてのけた...
牧野信一 「父を売る子」
...もう破れかぶれだ――天気になれ...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...何をか顧(かえりみ)んという破れかぶれの死に物狂いだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いわゆる破れかぶれとなって...
吉川英治 「三国志」
...破れかぶれにやり居った)と云うだろう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...破れかぶれも手伝って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...それにもう破れかぶれな気もちもある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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