...隻剣をかざして堅陣を突破するの重瞳将軍也...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...善くその淫褻(いんせつ)俗を壊(やぶ)るを看破すべき検閲官の数(すう)何人なるかを...
芥川龍之介 「骨董羹」
...自分がそれをことごとく読破すると云う事は...
芥川龍之介 「さまよえる猶太人」
...これを撃破する決心であった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で打破することができなかつた事実...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...アウステルリッツの戦場で退歩主義者どもを撃破する...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...其能く人心の弱點を看破するの明あるが爲めにして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...封建制を打破するにあたっては「独創」「天才」「唯美」は自由の三色旗の役割りをはたしていたかもしれない...
中井正一 「美学入門」
...自分の風体(ふうてい)を見て一目(いちもく)騙(かた)るべからずと看破するには教育も何も要(い)ったものではない...
夏目漱石 「坑夫」
...アメリカがたんに日本の皇室を打破するために...
蜷川新 「天皇」
...妙なところにいるじゃないか」と喝破するところで終りになっていた...
久生十蘭 「魔都」
...そういう人は果して一切の善行の動機を看破することを得るだろうかと...
森鴎外 「渋江抽斎」
...お酒を売りますんでつい……」「つい営業規則を突破するんだろう...
夢野久作 「暗黒公使」
...十二日間で突破する...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...魏の水軍を淮南(わいなん)(河南・淮水の南岸)で撃破すべきだ...
吉川英治 「三国志」
...曹丕はその佞(ねい)を観破することができないで...
吉川英治 「三国志」
...山門の僉議(せんぎ)を盗み聞きしている折を看破する者あって...
吉川英治 「親鸞」
...先ずそれを打破する必要があったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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