「砥」の意味
物を磨く道具
小説での「砥」の使い方
...水を砥の上に灌(そゝ)げり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...)弟 桐城 張祖翼 逖先未定艸風雨共帰舟、言従海外遊、鐙明孤塔遠、風圧片帆遒、海水平如砥、客心間似鴎、他年応相済、莫漫説欧洲...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...飛魚の體は銀色に光つてまるで砥ぎ澄ましたナイフを投付けたやうに見える...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...縣道から二つ岩までの間は房州の鋸山で見るやうな剃刀砥のやうな...
江南文三 「佐渡が島から」
...」と言ったら、青砥はふくれて、「夢のお告げなんて、あてになるものじゃありません...
太宰治 「新釈諸国噺」
...あの青砥はとんだ間抜けだ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...剃刀(かみそり)をとぐ砥石(といし)を平坦(へいたん)にするために合わせ砥石を載せてこすり合わせて後に引きはがすときれいな樹枝状の縞(しま)が現われる...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...その他高杉に与うるの書、久坂に与うるの書の如き、互に切磋(せっさ)、砥(しれい)、感激、知己の意を寓するもの、一にして足らず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...革砥(かはど)の音を羨ましがらせて快(よ)くなつた人との相違を心の中で思ひ比べた...
夏目漱石 「變な音」
...兄のあつい愛は兄の詩をますます砥ぎすました者にするであらう...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...粉をふいたような青砥(あおと)色の地に...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...ビクターから青砥...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...伊藤松雄・藤山の兄貴・青砥等入れ代り立ち代りの来訪で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それが大砥独立して互いに嫉視している国においては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...砥石(といし)をひろったり...
宮沢賢治 「さいかち淵」
...勘三は二梃の鎌に同じ二丁の木鋏に砥石を當てては...
室生犀星 「神のない子」
...砥草はまとめて植ゑるよりも斑に七八本づつ乱して置く方がいいことを冬に入つてから知つた...
室生犀星 「冬の庭」
...出来る限り慎重に致したいと考えましたので……」「成る程……」「……そ……それにあの砥石の位置が...
夢野久作 「巡査辞職」
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