...)弟 桐城 張祖翼 逖先未定艸風雨共帰舟、言従海外遊、鐙明孤塔遠、風圧片帆遒、海水平如砥、客心間似鴎、他年応相済、莫漫説欧洲...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...青砥左衛門尉藤綱(あおとさえもんのじょうふじつな)...
太宰治 「新釈諸国噺」
...青砥が浪々(ろうろう)の身で...
太宰治 「新釈諸国噺」
...砥石が屋根から落ちて来たり...
田中貢太郎 「唖の妖女」
...――大道坦として砥の如し...
種田山頭火 「行乞記」
...せっせと皮砥をかけている...
寺田寅彦 「柿の種」
...」紅殻色に砥の粉色の縞をもつた柄とスタイルが彼女の姿を愛らしくした...
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」
...砥石で削りとられる時に熱せられ...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...砥石(といし)の上へ叩いて見るのが店の仕來りになつて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...革砥(かわと)を剃刀でペタペタやることだけで...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...砥の粉も塗つてないたゞの棒切れであつた...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...明日は氏神(うじがみ)のお祭ぢやといふので女が出刃庖刀を荒砥(あらと)にかけて聊(いささ)か買ふてある鯛(たい)の鱗(うろこ)を引いたり腹綿(はらわた)をつかみ出したりする様は思ひ出して見るほど面白い...
正岡子規 「墨汁一滴」
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三好達治 「山果集」
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室生犀星 「抒情小曲集」
...瀬に砥がれたきめのこまかな柔らかい質に富んでいて...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...青砥(あおと)のなめらかな当り...
山本周五郎 「柳橋物語」
...「つまりその砥石(といし)の上で刃物の柄(え)を撞着(どうづ)いて...
夢野久作 「巡査辞職」
...火薬にあわせるほおの木炭(きずみ)を砥(と)でおろしていた...
吉川英治 「銀河まつり」
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