...神社の石階を登るのはちょっと大変だけど、気持ちいい...
...石階を滑って転ぶ人が多いので、靴の底はしっかりと...
...石階を上がって行くと、その先に美しい景色が広がっていた...
...石階が崩れて危ないところもあるので、くれぐれも注意して登るように...
...玄関の石階にコケが生えていると、とても滑りやすいので要注意...
...輿を大理石階の上に舁き上げて...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その肥つた血色のいい顔にいつものやうな穏やかな笑を見せながら石階を降りて龍子の方に近づいて来た...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...石階をのぼる時初めて冷たい汗が宇治の背筋を流れ出して来た...
梅崎春生 「日の果て」
...沈丁(じんちょう)の香の石階に佇(たたず)みぬ四月十二日 笹鳴会...
高浜虚子 「六百句」
...あそこの正面の大理石階段は...
谷譲次 「踊る地平線」
...――長崎の句として・ならんであるくに石だゝみすべるほどの雨(途上)(だん/″\すべるやうな危険を持つてきた!)□・冬曇の大釜の罅(ヒビ)(崇福寺)□・寺から寺へ蔦かづら(寺町)□・逢うてチヤンポン食べきれない(十返花君に)□・すつかり剥げて布袋は笑ひつゞけてゐる(福済寺)□・冬雨の石階をのぼるサンタマリヤ(大浦天主堂)二月五日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...石階(せきかい)を上(のぼ)らんとしてわれは少しく躊躇せざるを得ざりき...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...低い石階(いしだん)が眼に入った...
田山花袋 「一兵卒」
...余は今この四角な家の石階の上に立って鬼の面のノッカーをコツコツと敲(たた)く...
夏目漱石 「カーライル博物館」
...なお余りあるを後ろざまに石階の二級に垂れて登る...
夏目漱石 「薤露行」
...瑞泉門を潜つて石階を登つて行くと...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...仏塔と幾百の堂宇が無数の石階や石廊や拱門で縦横につながり...
久生十蘭 「新西遊記」
...古い長い石階を上つた...
三好達治 「測量船」
......
三好達治 「測量船拾遺」
...大抵バルタザルは毎日此石階に出た...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...銀髪のロダン夫人が白茶(しらちや)色にダンテルを配(あしら)つた寛(ゆた)かな一種のロオブを着て玄関の石階(いしばし)を降りて来られた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...わずかに麓門(ろくもん)や一道の石階(せっかい)などが...
吉川英治 「三国志」
...やがて羅真人(らしんじん)の住(じゅう)す道教寺の石階を踏み...
吉川英治 「新・水滸伝」
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