...神社の石階を登るのはちょっと大変だけど、気持ちいい...
...石階を滑って転ぶ人が多いので、靴の底はしっかりと...
...石階を上がって行くと、その先に美しい景色が広がっていた...
...石階が崩れて危ないところもあるので、くれぐれも注意して登るように...
...玄関の石階にコケが生えていると、とても滑りやすいので要注意...
...頻りに其石階にぬぎ捨てた足駄を気にしてゐる...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...石階をのぼる時初めて冷たい汗が宇治の背筋を流れ出して来た...
梅崎春生 「日の果て」
...うち笑(え)める老を助けて青き踏む踏青(とうせい)や古き石階あるばかり昭和二年二月二十八日 発行所例会...
高浜虚子 「五百句」
...眼を閉ぢ首(かうべ)を俯して石階の上に打伏(うちふ)せば...
高山樗牛 「瀧口入道」
......
種田山頭火 「草木塔」
...なお余りあるを後ろざまに石階の二級に垂れて登る...
夏目漱石 「薤露行」
...ランスロットは後(あと)をも見ずして石階を馳け降りる...
夏目漱石 「薤露行」
...石階の上にはアーサーとギニヴィアを前に...
夏目漱石 「薤露行」
...アヌラダプラの月明石階段の破片である...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...往年此村長(むらのをさ)社前の石階を造りてなれり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大抵バルタザルは毎日此石階に出た...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...己はあれが石階の上から呼ぶ声を聞いた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...石階とかを意味して居つたのであります...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...まだ日光に暖まりかねた大理石の石階を踏みつつ...
横光利一 「旅愁」
...苦しく石階の一歩ごとに感じ探そうとするのだった...
横光利一 「旅愁」
...銀髪のロダン夫人が白茶(しらちや)色にダンテルを配(あしら)つた寛(ゆた)かな一種のロオブを着て玄関の石階(いしばし)を降りて来られた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一列に成つて電灯の点(つ)いて居る狭い螺旋形(がた)の石階(いしだん)を徐徐(じよ/\)と地下へ降り始めた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...やがて羅真人(らしんじん)の住(じゅう)す道教寺の石階を踏み...
吉川英治 「新・水滸伝」
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