...近江の石山寺に持ち伝えられた古文書を見た人の話によると...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...私はどうかして古写本が校合する必要があるということを立証せんとして石山寺に参りまして...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...石山寺のは田舎写しの経本でありますが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...そうすると石山寺に残っている写本の方が版本よりは遙かに良い...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...ちょうど私が石山寺に行って調べていると...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...石山寺にいる時には二度きました...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...十五夜の前日の新聞に石山寺では明晩観月の客の興を添えるため林間に拡声器を取り附け...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...石山寺に詣(まい)った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...京都近傍の三井寺石山寺等の参詣も期していたのだが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...瀬田の唐橋(からはし)と石山寺が...
中里介山 「大菩薩峠」
...雨近江路の秋田はろかに見はるかす彦根が城に雲の脚垂れぬ石山寺附近蜆とる舟おもしろき勢多川のしづけき水に秋雨ぞふる粟津秋雨に粟津野くれば葦の穗に湖靜かなり遠山は見えず逢阪を越えて山科村に至り...
長塚節 「長塚節歌集 中」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...石山寺へ参拝(僕は階段の下から遙拝)料亭へ戻ると...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...石山寺へ参詣(さんけい)させようとして母の夫人から迎えがよこされることになっている日なのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近江滋賀郡石山寺の附近の幄谷(あくたに)の地名は...
柳田國男 「地名の研究」
...たとえば石山寺の紫式部のように...
柳田国男 「雪国の春」
...石山寺へ落ちられた両宮にしても...
吉川英治 「私本太平記」
...石山寺の残んの花もこれ限(き)りのように流され...
吉川英治 「宮本武蔵」
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