...建物の基礎に石塊を使用する...
...石塊が転がっていて危ないので、注意して歩いてください...
...石塊を並べて、綺麗な庭を作った...
...古代エジプトでは、石塊を使ってピラミッドを作った...
...道路が工事中で、石塊が散らばっている...
...此刹那に於いては道端の石塊も俄然として光を發する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...バラバラと石塊混りの土砂が雪崩(なだれ)をなして落ちて来る...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...矢張自分の記憶の底に沈んで居る石塊(いしころ)の一つの名であつた...
石川啄木 「葬列」
...石塊(せっかい)のごとき花前も漸次(ぜんじ)にこの家になずんでくる...
伊藤左千夫 「箸」
...一個の石塊にも眼をそそぐことを忘れず...
犬田卯 「錦紗」
...傍(そば)の石塊(いしころ)の上に腰を下ろして見物をしている大隅学士の顔をジロジロ眺めるのであった...
海野十三 「地球盗難」
...私は一つの石塊によって...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...その石塊が唯一つ丈け遠く離れた線路の側に置かれてあったということは...
江戸川乱歩 「一枚の切符」
...実(げ)に見渡す限り磊々(らいらい)塁々たる石塊の山野のみで...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...その石塊(いしころ)は彼のまえを歩いている薄汚い子供が...
太宰治 「葉」
...反対に金もダイアモンドもことごとく石塊とすることもある...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...したたか頭を石塊(いしころ)に打ちつけ...
徳田秋声 「縮図」
...邪教教祖的頑迷さが石塊のように脳裡に蟠居してるものを指す...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...二つの石塊(いしころ)のように...
豊島与志雄 「二つの途」
...人生が形造られてる不可思議なる石塊をいかによく刻まんとするもむだである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...石塊(いしくれ)一つに至るまで...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...それらの多くは墓とは名ばかりのやうな石塊に注意してゐた...
堀辰雄 「生者と死者」
...方一尺許の石塊をならべてその浅流を渡る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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