例文・使い方一覧でみる「短冊形」の意味
スポンサーリンク...短冊形（たんざくがた）に長めな地（じ）なりだ... 
伊藤左千夫 「春の潮」
...短冊形の汚れた小蒲団を括（くく）りつけた枕が置かれてある...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...短冊形の沢山の小旗は煽風機の風でひらひらと躍つてゐた...
田中貢太郎 「蛾」
...短冊形（たんざくがた）に切った朱唐紙（とうし）の小片の一端から前歯で約数平方ミリメートルぐらいの面積の細片を噛み切り...
寺田寅彦 「柿の種」
...短冊形の荒畑（あらばた）が続々出来る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...短冊形（たんざくがた）の苗代（なわしろ）には最早嫩緑（どんりょく）の針（はり）がぽつ／＼芽ぐんで居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...短冊形（たんざくがた）の苗代は緑の嫩葉（わかば）の勢揃（せいぞろ）い美しく...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...後（あと）から六字ずつを短冊形（たんざくがた）に剪（き）って棺（かん）の中へ散らしにして入れるんですから」皆（みん）な畏（かし）こまって六字の名号（みょうごう）を認（した）ためた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...短冊形（たんざくがた）の薄い象牙札を振り出しては...
夏目漱石 「明暗」
...かねて家主から渡しておいた短冊形の切手と引換えですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...短冊形の小さい銀板をキラキラと光らせます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...短冊形の紙の後が切れ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...その絵といふのは短冊形の長い硝子板に様々な行列やら軍艦の数々などを描き...
牧野信一 「熱海線私語」
...人参を極（ご）く薄く短冊形（たんざくがた）に截（き）って酢と味淋（みりん）と砂糖と塩でよく煮たのです...
村井弦斎 「食道楽」
...短冊形（たんざくがた）の金革に姓名と名乗を書いて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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