例文・使い方一覧でみる「知れる」の意味
スポンサーリンク...盲目（もうもく）となりたりしを見てこれ等の内情を知れる人々は... 
石河幹明 「瘠我慢の説」
...火星人に知れることはないだろう」聞けば聞くほど...
海野十三 「火星兵団」
...裸体にしたのは着衣などで被害者の身許が知れるのを防ぐためで...
海野十三 「探偵小説と犯罪事件」
...その質入が老母に知れるとまことに具合いが悪い...
太宰治 「人間失格」
...その計画が知れると同時に...
林不忘 「安重根」
...真の恐れを知れる者は真に恵まれたる勇者である...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...猶ほ京都に持明天皇あることを知れるなどより推すに...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...自分が為すべからざることと知れることを...
新渡戸稲造 「自警録」
...空から見たらすぐパリの在りかは知れるだらうと思はれた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...こいつが知れるといっぺんにお取潰しだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それでも身体の痛いが知れるほどならばとはかなき事をも両親（ふたおや）は頼もしがりぬ...
樋口一葉 「うつせみ」
...つもっても知れるじゃないか」「いや...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あの刻限に赤坂青山の木戸を通った家中が知れると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...着付でひと眼で知れる...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...勝間田の池はわれ知る蓮無ししかいふ君が鬚無きがごとこは人の知れる歌なり...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...桃太郎かちかち山は誰も皆知れる話なれば誰人より聽き覺えしかを知らざれども...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...直（す）ぐに遠方からでも来たなということが知れる...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「読者がすでに光源氏を知れることを前提として書かれたもの」と認むべきではなかろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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