...其の高きを知るべし...
大町桂月 「妙義山の五日」
...終(つい)に死あることを知るべし...
高神覚昇 「般若心経講義」
...平家の人々いかで知るべき...
高山樗牛 「瀧口入道」
...彼滅ぶればこれ興るものなるを知るべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...然(しか)らば則ち彼が失敗したる所以(ゆえん)のもの知るべきのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...このわけは物知りに問うて知るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...或は詩人文學者の質に近かきやも知るべからず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...俘虜を神宮に獻つりし事などを見て知るべく...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...先生の學術才藝一人にして十人を兼ねたるを知るべし...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...内殿の深さは周囲の装飾と薄暗い光線のために測り知るべくもない...
永井荷風 「霊廟」
...通学生はこの限りにあらずと知るべし)一同はつくづく感じいっていたが...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...相異なるを知るべし...
福沢諭吉 「徳育如何」
...尊い自己犠牲があることを知るべくもない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...かかる人間の破壊の結果はほとんど測り知るべからざるものとなる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...白馬を「アオ馬」というがごとしといえるにて知るべし...
南方熊楠 「十二支考」
...猴類が頓智(とんち)に富みその境涯に迎合する力大なるを知るべし...
南方熊楠 「十二支考」
...即ち其見るに足らざる一草舎に佳名を付したるに過ぎざるや知るべきのみ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...知るべの家の縁にでも立ち寄ったように腰をおろして...
吉川英治 「私本太平記」
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