...西海の没落は更に幾年の遅きを加へたるやも亦知るべからず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...近かるべきや知るべきのみ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...或は他日我等に利あらんも知るべからず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...当時馬琴が戯作を呪う間にさえ愛読というよりは熟読されて『八犬伝』が論孟学庸や『史記』や『左伝』と同格に扱われていたのを知るべきである...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...此一詩をもつても無実(むじつ)の流罪(るざい)に所(しよ)して露ばかりも帝を恨(うら)み玉はざりしを知るべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...夫人の大師追慕の念深きを知るべし...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...驕(おご)るもの久しからずとは驕れるもの如何で知るべき...
高山樗牛 「瀧口入道」
...いかにして知るべきかが問題となる...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...知るべし平和主義と自愛主義とはかの富と兵とのごとく決して敵対の主義にあらずしてすなわち一致協同の主義といわざるべからざることを...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...知るべし、彼が教育の道多子(たし)なし、ただ己が其骨頭、大本領を(の)べて、以てこれを他に及ぼすのみなるを...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...国家的称号にあらずと言(ようげん)したるを以て知るべし)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...以て彼れの真価の存する所を知るべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...独逸に於てはフレーベルの著書に見るも修身教育の挙(あが)らざるを知るべくして...
新渡戸稲造 「教育の最大目的」
...新聞をまたでも知るべき事なり...
一葉 「暗夜」
...明らかにこれを知るべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その物質の位置に順序の紊(みだ)れざるを知るべし...
福沢諭吉 「旧藩情」
...一丈廻りの杉の木は二百年以上を経たる者と知るべき事一...
正岡子規 「病牀六尺」
...よいところは知るべきだと思う...
吉川英治 「神州天馬侠」
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