...若し、幾千の山法師にして、平氏と合して、楯を源軍につきしとせむ乎、或は革命軍の旗、洛陽に飜るの時なかりしやも、亦知るべからず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...深き歴史的背景と人間生活の真味が宿っている事を知るべきである...
淡島寒月 「土俗玩具の話」
...その事情(じじょう)以(もっ)て知るべし...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...但し段落の初行を一字劃右に寄せたるが原書に於けるパラグラフの始めと知るべし...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...405われに抗する禍はかくと知るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...知るべし彼と我の間(あひ)不盡の怒燃え出でん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...然(しか)らば則ち彼が失敗したる所以(ゆえん)のもの知るべきのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...これ工匠の労と産とを勘(かんが)え知るべき大略なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...クリストフの音楽を知るべき機会は一度ものがさなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...先生の學術才藝一人にして十人を兼ねたるを知るべし...
永井荷風 「鴎外全集刊行の記」
...跡は野となれという人によって先発せられたのである――その結果が今日に於て知るべきである云々(うんぬん)...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...政府の政に比して幾倍なるを知るべからず...
福沢諭吉 「学者安心論」
...明らかにこれを知るべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...いながら知るべき名所を問わず...
福沢諭吉 「学校の説」
...はたして真実無妄(むもう)なるを知るべし...
福沢諭吉 「教育の目的」
...猪狩史山氏の「ラーマ王物語」を見て知るべし...
南方熊楠 「十二支考」
...大いに愚な事と知るべしと出(い)づ...
南方熊楠 「十二支考」
...コンナ部屋に跼(かが)まっているんだから推して知るべしだろう...
夢野久作 「焦点を合せる」
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