...自分が實際何をやつてゐるかといふことを知らせて置きたかつたにも由(よ)るのだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...主人に知らせたので...
海野十三 「火星兵団」
...ベルを鳴らして浴場の準備完了を知らせた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...よい知らせが来るよう願っております...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...わざわざ知らせて来てくれたのであった...
夏目漱石 「こころ」
...城から新しい知らせを受け取るまでのあいだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そのうちに食事の知らせがあったので...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...その森も漸(や)っと半分過ぎたことを知らせる或岐(わか)れ道(みち)(その一方は村へ...
堀辰雄 「菜穂子」
...「私は日向さんの方へも早速お知らせだけはしておきましたが...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...居場所を暗号で知らせろ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...船室から出て来た従者が夕食の出たことを知らせた...
本庄陸男 「石狩川」
...知らせよなど勝手の者に仰せつけるに...
南方熊楠 「十二支考」
...わかつたらをぢさんに知らせるわ...
室生犀星 「ザボンの実る木のもとに」
...みんなに知らせました...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「よく知らせてくれた...
吉川英治 「江戸三国志」
...知らせ合っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...知らせ不申候(もうさずそうろう)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...べつな意味を何やら知らせていた...
吉川英治 「源頼朝」
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