例文・使い方一覧でみる「矢弾」の意味

...矢弾（やだま）が尽きて... 矢弾が尽きての読み方
石川啄木「雲は天才である」

...さすがの智者も矢弾（やだま）つづかず... さすがの智者も矢弾つづかずの読み方
太宰治「新釈諸国噺」

...防御のない急所を矢弾（やだま）の雨にさらすようなものかもしれない... 防御のない急所を矢弾の雨にさらすようなものかもしれないの読み方
寺田寅彦「亮の追憶」

...矢弾（やだま）の掠傷（かすりきず）から面部を保護するための武具だが... 矢弾の掠傷から面部を保護するための武具だがの読み方
久生十蘭「うすゆき抄」

...矢弾（やだま）のなかに迷うていたのを... 矢弾のなかに迷うていたのをの読み方
吉川英治「上杉謙信」

...矢弾丸（やだま）のあるかぎりを... 矢弾丸のあるかぎりをの読み方
吉川英治「篝火の女」

...すでに糧（かて）もなく矢弾（やだま）もない... すでに糧もなく矢弾もないの読み方
吉川英治「三国志」

...忽ちおびただしい矢弾（やだま）が空に唸った... 忽ちおびただしい矢弾が空に唸ったの読み方
吉川英治「三国志」

...あたかも矢弾（やだま）の弱さをあざけっているようだ... あたかも矢弾の弱さをあざけっているようだの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...一尺の国境を守る矢弾（やだま）になることを... 一尺の国境を守る矢弾になることをの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...矢弾（やだま）尽きるの日... 矢弾尽きるの日の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...矢弾（やだま）は地をゆるがすのが... 矢弾は地をゆるがすのがの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...矢弾（やだま）を師の在（お）わす郷（さと）へ射ち込むのは... 矢弾を師の在わす郷へ射ち込むのはの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...矢弾（やだま）を交わして来た敵味方が... 矢弾を交わして来た敵味方がの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...彼の身辺へも矢弾（やだま）が飛んで来たろうし... 彼の身辺へも矢弾が飛んで来たろうしの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...矢弾（やだま）のあらんかぎり烈しく撃ちつづけて来るからであった... 矢弾のあらんかぎり烈しく撃ちつづけて来るからであったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...敵の矢弾の射程距離外を注意ぶかく迂回して... 敵の矢弾の射程距離外を注意ぶかく迂回しての読み方
吉川英治「新書太閤記」

...覗（のぞ）き下ろして――「なお少々さし上げる矢弾はあれど... 覗き下ろして――「なお少々さし上げる矢弾はあれどの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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