...矢張り三日頃になるかも知れません...
石川啄木 「鳥影」
...餘り出席はしなかつたが、矢張り、會員であつた眉山は、獨歩の死ぬ少し前に自殺した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一握の卓布の面の上にでも矢張りこれだけの色彩の錯綜が認められるのであらう...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...もっとも体験といっても色々あるが、この頃使われるものは、歴史や社会の内部を遍歴する様な科学的な意義を持った体験(ディルタイなどに見られる)のことではなくて、矢張り、手取り早く、身体と結び付いた言葉通りの「体験」でなくてはいけないらしい...
戸坂潤 「読書法」
...その変梃なものが矢張り在るのである...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...お紋と和吉は矢張り五日と逢はずには居られなかつたのだ」「でもお紋は良いきりやうでしたね」「あのきりやうでも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...塀に身體を叩きつけられるよ」「矢張りいけませんかね」「塀の外は小さいお稻荷樣の堂だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...軒の下で逢引のことばかり考へて居たとすると」「矢張り下男の伊太郎が怪しいことになるか」「あつしも最初はさう思ひましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...矢張り元柳橋のお幾のところへ行かうか」「さう來なくちや」と言つた八五郎の甘(あま)さでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...矢張り萬とか千とかいふ代物であつたかも知れない...
長谷川時雨 「「郭子儀」異變」
...丁度其の頃矢張りK町のはずれに家を借りて住んで居たのですが...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...私は組織といふ用語は矢張り不適当であると今でも思つてゐる...
平林初之輔 「文学の本質について(二)」
...矢張り最後のひとりであるかのやうだつた...
牧野信一 「凩日記」
...矢張り横綱伝などに記るされて居るが...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...矢張り無雑作にその第一頁(ページ)を飜(ひるがえ)したが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その中に矢張りきつぱりと一目にわかる富士の山が遙かの/\東の空に望まれたのであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...矢張りそんなところから大正七年の秋に...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...矢張り少しは夜に入ろうという...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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