...矢傷など)や異物の貫徹や寄生虫による痛み...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...小鬢に矢傷のあるのや...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...矢傷の苦痛もわすれて二里ばかり歩いた...
吉川英治 「三国志」
...その矢傷から流れ出る血しおに駒のたてがみも鞍も濡れひたった...
吉川英治 「三国志」
...今逃げた兵が、徐栄の軍を呼んでくるに違いありません」「だ、だめだ……曹洪」「なんですと?」「残念ながら、矢傷を負い、馬に踏まれた胸も苦しい...
吉川英治 「三国志」
...矢傷ぐらい、大したことはありません...
吉川英治 「三国志」
...みかどは左の肱(ひじ)の矢傷を白布で巻き...
吉川英治 「私本太平記」
...矢傷をこじらせた深股(ふかもも)の傷口には蛆(うじ)さえわいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...手当を加えておりまする」「そんな深傷(ふかで)か」「全身の矢傷刀傷です」「高重は...
吉川英治 「私本太平記」
...ひだりの肘(ひじ)の矢傷(やきず)をギリギリ巻きしめた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...身には幾ヵ所かの矢傷槍傷を負い...
吉川英治 「新書太閤記」
...李応の矢傷はかなり深く...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今日のところはどうぞ一つおひきとりのほどを」「矢傷をうけて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今度の騒ぎには全く圏外(けんがい)にいて静かに矢傷(やきず)の身を療治していたのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お負傷(てきず)は」「矢傷の二つや三つ...
吉川英治 「平の将門」
...矢傷に薬を乞いなどして見えたる折は...
吉川英治 「源頼朝」
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