...槍の名手と評判があった、矢作治部太夫は、今日は寒さがちと酷(きび)しいので、城中から下がってくると直ぐ、好きな酒をちびちびと飲みはじめた...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...生虜了行法師矢作左衞門尉(千葉介近親)長次郎左衛門尉久連等...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...矢作(やはぎ)ノ陣(じん)長いあいだ...
吉川英治 「私本太平記」
...そして三河の矢作川(やはぎがわ)のほとり矢作ノ宿(しゅく)についたのは...
吉川英治 「私本太平記」
...すべてここの矢作(やはぎ)にあつめ...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作の上流二里ほどな額田郡(ぬかだごおり)細川村へ使いにやった...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作御滞陣のまに...
吉川英治 「私本太平記」
...鉄は熱いうちにとか、矢作の御陣は、絶好なその固めのときかと存じられますが」と、切にその必要と急を説いた...
吉川英治 「私本太平記」
...全軍は矢作(やはぎ)の宿で令を待ちかまえていたが...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作川(やはぎがわ)の橋口の兵から...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作を立つまえに...
吉川英治 「私本太平記」
...ここでいっておくがの」「なにをです」「矢作(やはぎ)でやったような...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作(やはぎ)における使者鏖殺(おうさつ)の件を...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作(やはぎ)ノ宿にて...
吉川英治 「私本太平記」
...「――矢作(やはぎ)の件を...
吉川英治 「私本太平記」
...うかと野望に立ち上がッたものの矢作(やはぎ)の破綻(はたん)からここまで来て立ち往生のほかなく...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作(やはぎ)から鏡へ先発していたものである...
吉川英治 「私本太平記」
...矢作平(やはぎだいら)の水害を治(ち)せられたり...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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