...お利代は大きい眼を瞠(みは)つて昵と智惠子の顏を見た...
石川啄木 「鳥影」
...何かのはずみに目を瞠(みは)って「乃公達だって以前は――てめえよりゃよッぽど豪勢なもんだぞ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...いまさらながら日本の不思議な力に瞠若(どうじゃく)驚歎したように私には見受けられた...
太宰治 「惜別」
...眼を瞠(みは)って佇まずにはいられなかったのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...眼を円(つぶら)に瞠(みは)ってそれを熟視していたことであろうか...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...「兄さん……話の腰を折ってすまんと思うけれど」と私は躊躇しいしい兄の顔を見守っていたが「つまらんことを言い出す奴と思うか知れんけれど……兄さんだれか僕の側に坐っているような気がしませんか? 小さな子供か何かが坐っているような……」「…………」呆れたように兄は眼を瞠(みは)った...
橘外男 「逗子物語」
...お母さんも歿くなった」防禦は眼を瞠(みは)った...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...二人の僧はいかつい眼を瞠(みは)っていたが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...駒井をして瞠目(どうもく)せしむるものが存在していたということ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ア・バイの柱々に彫られた奇怪な神像の顔も事の意外に目を瞠(みは)り...
中島敦 「南島譚」
...大いに瞠目しておられるようである...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...――彼は鈍く眼を瞠った...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...瞠目(どうもく)した...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...欧米人をして後(しり)へに瞠若(だうじやく)たらしむる程の進歩に相違なし...
山路愛山 「英雄論」
...眼をまん丸く瞠(みは)って相手の顔を凝視し初めたので...
夢野久作 「霊感!」
...まともに瞠(みは)った眸へ向って...
吉川英治 「私本太平記」
...近所隣(となり)では眼を瞠(みは)る――...
吉川英治 「新・水滸伝」
...五年は我々を瞠目(どうもく)せしめるような突破を年ごとに見せている...
和辻哲郎 「『劉生画集及芸術観』について」
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