...古帽子や着古しのペティコートでつくろわれており...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...その柄(がら)の細かい所には里の母の着古しというような香(にお)いがした...
有島武郎 「或る女」
...着古したんですけど...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...細君が着古した面(ヴエール)をすぽりと頭から被(かぶ)つてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...着古しの単物のままで出掛けて行つた...
薄田泣菫 「茶話」
...「人様がさんざん着古した垢や汗のついたものばかり二...
橘外男 「蒲団」
...着古した緑色の服を着て...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...……彼女はもうだいぶ着古した地味な色合いの服を着て...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...末つ子の着古した洋服や...
徳田秋声 「チビの魂」
...さんざんに着古した制服を着ていた...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...他(ひと)の着古した外套を貰いたがるのは少し矛盾であった...
夏目漱石 「明暗」
...妻が私の着古しのシャツなどを与えると...
原民喜 「翳」
...それほど好きだった寝巻も病床で着古し...
原民喜 「忘れがたみ」
...大分着古した黒のトウィイドに黒いソフトを深く被って...
牧逸馬 「土から手が」
...やや着古しの紫ぞ濃き元禄模様の普段着のまま...
正岡容 「寄席」
...ふと着古し膝の丸く出た服のズボンを見下したが...
松本泰 「緑衣の女」
...昔の恋人が着古したものを着ながらも貴女(きじょ)らしい艶なところの多かったことの思い出される薫であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どこでだってみな親たちの着古しを直して用いますよ...
山本周五郎 「菊屋敷」
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