...その遊んだ二日の日数が出発と着京との時日に符合せぬので...
田山花袋 「蒲団」
...着京後間もなく根岸(ねぎし)の鶯横町(うぐいすよこちょう)というのを尋ねて行った...
寺田寅彦 「高浜さんと私」
...なお着京以来聞き噛った時事の問題に渉る詩などを見せたり互に次韻をしあったりして...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...着京の上は何分(なにぶん)宜しく頼(たの)むとあつた...
夏目漱石 「それから」
...第一に着京以来御世話になつて難有いと云ふ礼が述べてあつた...
夏目漱石 「それから」
...然し着京の当時君に御依頼をした事もあるから...
夏目漱石 「それから」
...第一に着京以来御世話になって難有(ありがた)いと云う礼が述べてあった...
夏目漱石 「それから」
...然(しか)し着京の当時君に御依頼をした事もあるから...
夏目漱石 「それから」
...第八十八 着京自分勝手の妄想は到る処に行わる...
村井弦斎 「食道楽」
...着京の由を届けると...
吉川英治 「三国志」
...それの着京が、十月一日...
吉川英治 「私本太平記」
...着京の日から九日め...
吉川英治 「私本太平記」
...着京の使いを立て...
吉川英治 「私本太平記」
...彼はまず忠顕を拝して着京のあいさつを先にした...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞は、こうした物音の中に住みはじめて、「義助、ここの古館(ふるやかた)も、このままにはしておかれんな」と、着京後すぐ、二条烏丸(からすま)の改築を考えていた...
吉川英治 「私本太平記」
...四月八日に、その鍬(くわ)初めの式は挙げられたが、着京以来、彼は、夜の小閑に、杯も持たなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...着京の挨拶のため伺候して...
吉川英治 「新書太閤記」
...そしてこの両名もやがてまもなく着京した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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