...その血相をごらんなさい常の金吾ではありません、常識の人でないことは、その眼気、その息づかい、その足どりの早さ、髪を乱してゆく風の間に見てもわかります...
吉川英治 「江戸三国志」
...いくら怒ってもこれ程な形相(ぎょうそう)は見せなかったものを眼気から燃やして...
吉川英治 「鬼」
...眼気を対手(あいて)にそそいでいるのだ...
吉川英治 「剣難女難」
...眼気(がんき)に隙(すき)も見えないため...
吉川英治 「三国志」
...だから能登の反抗にみちた眼気も...
吉川英治 「私本太平記」
...彼の如き人間の眼気には長く耐えられないのがふつうだが...
吉川英治 「私本太平記」
...そのするどい眼気(がんき)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...文彬(ぶんぴん)はその眼気を感知し...
吉川英治 「新・水滸伝」
...遣(や)りばなきものが眼気の底にギラギラ沸(たぎ)る...
吉川英治 「新・水滸伝」
...だから彼の眼気(がんき)たるやまさに殺気の炎(ほむら)で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...語気にふさわしい眼気も示して...
吉川英治 「平の将門」
...あなたの眼気というものは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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