例文・使い方一覧でみる「眺」の意味


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...向こうから月の上ってくるのを筆を翳(かざ)してめている...   向こうから月の上ってくるのを筆を翳して眺めているの読み方
内村鑑三 「後世への最大遺物」

...一日の仕事を終って製作をめる時「どうだろう」といって後ろをふりむけば智恵子はきっと其処に居る...   一日の仕事を終って製作を眺める時「どうだろう」といって後ろをふりむけば智恵子はきっと其処に居るの読み方
高村光太郎 「智恵子の半生」

...鯛の大群や火事だと思つてめるよりは...   鯛の大群や火事だと思つて眺めるよりはの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...遠くからめると雪のように清浄で...   遠くから眺めると雪のように清浄での読み方
谷崎潤一郎 「二人の稚児」

...糸米あたりの山々をめては休む...   糸米あたりの山々を眺めては休むの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...病気になつて以来の蒔の様子には唯驚きめる許りで不思議に汚いと云ふ感じが起きなかつた...   病気になつて以来の蒔の様子には唯驚き眺める許りで不思議に汚いと云ふ感じが起きなかつたの読み方
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」

...鏡をのぞいて自分の鼻を心配そうにめるのであった...   鏡をのぞいて自分の鼻を心配そうに眺めるのであったの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...じっとめていた...   じっと眺めていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...秋は芒(すすき)の穂をめて...   秋は芒の穂を眺めての読み方
永井荷風 「日和下駄」

...嬉しそうにおれの顔を(なが)めている...   嬉しそうにおれの顔を眺めているの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...面白さうにめて居ります...   面白さうに眺めて居りますの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ジェシはバーニ先生を怪訝(けげん)そうにめた...   ジェシはバーニ先生を怪訝そうに眺めたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」

...その様子をめてそんな滑稽感を覚えて清々としてしまつた...   その様子を眺めてそんな滑稽感を覚えて清々としてしまつたの読み方
牧野信一 「秋晴れの日」

...天井をめて寝てゐた...   天井を眺めて寝てゐたの読み方
牧野信一 「眠い一日」

...私は厭くことなくこの字体をめる...   私は厭くことなくこの字体を眺めるの読み方
柳宗悦 「工藝の道」

...いずれも評判ほどのめもなく...   いずれも評判ほどの眺めもなくの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...老木数株の紅葉をめて...   老木数株の紅葉を眺めての読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...ただ遠くから祈る気持でめていた...   ただ遠くから祈る気持で眺めていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「眺」の読みかた

「眺」の書き方・書き順

いろんなフォントで「眺」

「眺」の英語の意味


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