...眷属一同一席に集まり美食を設け...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...一家眷族(けんぞく)あり...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...いまさらに妻子眷族に未練(みれん)を残す者もあるまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...決して悪魔の眷族(けんぞく)とはいえないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...親戚眷族を総動員して...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...神格に昇進した一家眷族の霊位(れいい)が...
久生十蘭 「春雪」
...その妻子眷族(けんぞく)を伴うて...
穂積陳重 「法窓夜話」
...どちらかと云へばそれには反対で後は何うならうとも兎も角一端はおかくの眷族へ贈り度いのでした...
牧野信一 「月あかり」
...各八万四千の眷属あり...
南方熊楠 「十二支考」
...眷属ども...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...「王の道」を建つる大聖業をおたすけする爲に神の眷族とし...
吉川英治 「折々の記」
...われら眷族にとつては...
吉川英治 「折々の記」
...多くの眷族(けんぞく)も養っている当主だ...
吉川英治 「剣の四君子」
...それに付きしたがっている眷属(けんぞく)たちはまた決して彼の独自な生きようはゆるさない...
吉川英治 「私本太平記」
...眷族(けんぞく)を伴い...
吉川英治 「新書太閤記」
...眷族(けんぞく)八十余名と共に...
吉川英治 「新書太閤記」
...大身には眷族(けんぞく)の負担(ふたん)がある...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...外道の眷族(けんぞく)めっ」「通すなっ...
吉川英治 「親鸞」
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