...それどころか聽いてゐる間に眠り込む...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...咳をして」と云ふと果して妻は今眼がさめたところ同じ返事をして又眠り込む自分は溜息をついて又本を讀みつゞける...
千家元麿 「自分は見た」
...むんむんとスチームにむされ脂汗を浮べて眠り込むと...
武田麟太郎 「現代詩」
...十時になると眠り込む...
葉山嘉樹 「氷雨」
...表――即ち舞台奥を何か罵り騒ぎながら走り過ぎて行く多勢の人の足音、その音に、唯一人残つて眠つてゐた客が目をさましてキヨロキヨロするが、再び眠り込む...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
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