...窓から見える雪景色が真白で美しい...
...彼女は真白なドレスを着ていた...
...真白な壁に絵を描く...
...ただ不思議なのは、真白に光る、かなり広い円形のところがあった...
海野十三 「火星兵団」
...その辺に捨置いてある鍬(くは)の柄のやうなものにまで真白に霜がおき...
相馬泰三 「夢」
...綿をひきちぎったような大雪が粉々(ふんぷん)と降って世界が真白になって見えた...
田中貢太郎 「虎媛」
...張り替へて真白な障子がうれしいと同様...
種田山頭火 「行乞記」
...口からはなした朝日の吸口を緑色羅紗(ラシャ)の卓布に近づけて口から流れ出る真白い煙をしばらくたらしていると...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...真白な布にくるくる巻かれて...
豊島与志雄 「黒点」
...大きな束髪の下に浮出したその艶のない真白さが...
豊島与志雄 「道連」
...種々の色が交(まじ)る中に一本真白なのがある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...頭髪(かみのけ)も真白になってる癖にさ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一日前まで墨のやうに黒かつたわたくしの髪が只今御覧なさるやうに真白になつてゐたのでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...今のさっき見たばかりの一匹の蜜蜂と見知らない真白な花のことを思い出した...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...月が真白(まっしろ)い霜にさえておりました...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...或はいつぞやの真白き朝という詩のような...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうすると中から真白な...
柳田国男 「海上の道」
...人知れず咲いている真白な夾竹桃の花に...
横光利一 「欧洲紀行」
...他は真白の起伏が全面朝日に映え...
横光利一 「旅愁」
...日をひと日わが行く野辺のをちこちに冬枯れはてて森ぞ見えたる落葉松は痩せてかぼそく白樺は冬枯れてただに真白かりけり二里あまり歩いてこの野のはづれ...
若山牧水 「木枯紀行」
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若山牧水 「木枯紀行」
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