...其時先生は羅馬(ローマ)古城趾真景を出品されたが...
上村松園 「写生帖の思ひ出」
...越雪の真景に於て茫然たり...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...これらの真景(しんけい)をも其座(そのざ)にうつしとりたるを添(そへ)て贈(おく)りしに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...或(あるひ)は京水が越地に写(うつし)し真景(しんけい)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...俊頼朝臣(としよりあそん)に「降雪(ふるゆき)に谷(たに)の俤(おもかげ)うづもれて稍(こずゑ)ぞ冬の山路(やまぢ)なりける」これらは実(じつ)に越後の雪の真景(しんけい)なれども...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...牧之(ぼくし)老人に此山の地勢を委しくきゝ真景(しんけい)の図(づ)をも視(み)たるに...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...この絵の中に現れているこの建物を! ことごとく羅馬中葉期市街の真景であります...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...待望久しき海底の真景観であった...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...海底の真景観の美は...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...近世吉原の真景を描破してゐる小説として...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...先づ「真景累ヶ淵」の宗快豊志賀父子が根津惣門前に居住してをり...
正岡容 「根津遊草」
...「真景累ヶ淵」だの...
正岡容 「吉原百人斬」
...屡々云ふが「真景累ヶ淵」の中のお久新吉相愛の二人が...
正岡容 「寄席風流」
...「真景累ヶ淵」安政六年圓朝二十一歳の作品...
正岡容 「我が圓朝研究」
...もし『圓朝全集』第一巻「真景累ヶ淵」を通読されること以外に親しくその辺の口演に接したいといわれる方あらば...
正岡容 「我が圓朝研究」
...そは必ず松島の真景に非ざるなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...秋の巻○天長節(てんちょうせつ)夜会食卓の真景(口絵参照)巻頭の口絵は明治三十六年十一月三日帝国ホテルに開かれし天長節夜会の食卓を写せしなり...
村井弦斎 「食道楽」
...明治三十六年五月於小田原 弦斎識春の巻○大隈伯爵家(おおくまはくしゃくけ)の台所(口画(くちえ)参看)巻頭の口画に掲げたるは現今上流社会台所の模範と称せらるる牛込(うしごめ)早稲田大隈伯爵家の台所にして山本松谷(やまもとしょうこく)氏が健腕を以て詳密に実写せし真景なり...
村井弦斎 「食道楽」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??