...怪む勿(なか)れ、真成の剛勇は、翼々たる小心より来(きた)るを知らずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...病骨真成二験雨ノ方ト一...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...真成の経世論を知らざるがためなり...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...その真成の理を解せしめ...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...その中には真成(ほんとう)な大人(おとな)しい学者風の少年も多く...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...政府の開国論が次第々々に真成(ほんとう)のものになって来て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...饋レ我真成両奇絶...
牧野富太郎 「植物記」
...実に真成のクリスチャンになりきってしまって...
三宅花圃 「藪の鶯」
...真成なる有(いう)といふものがあるとすれば...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...政界の腐敗に対して公憤を禁(とど)めかねている真成の新しい女たちが其処此処(そこここ)の家庭に人知れず分布されているであろうとも想像されるのである...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
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