...真心から改心しろ...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...真心からの言葉であった...
直木三十五 「南国太平記」
...新(あらた)に母の死を悲しむブラームスの真心から出たもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...彼女の真心から出たものと...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...うちも今日は真心からそう思うて来たわい」「兄(あん)にゃさえ居りゃあ何せ……何せ働き手は徴兵にとられるし...
本庄陸男 「とも喰い」
...それが歌手自身の真心からの溜息であるかのやうに悠やかな韻律で響き...
牧野信一 「ゾイラス」
...お雪は私があまり真心から感嘆しつゞけるので...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...真心から熱烈にあった...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...早苗を真心から愛したく思っていたのに...
宮本百合子 「印象」
...この父を真心から愛し...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...宏子は真心からの心配を弟を見守る目にあらわして云った...
「海流」
...私はその努力を真心からの同情と理解とをもって見守ろうと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何とあの作者は真心からとらえてうたっているでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今はとて荒(あら)しやはてん亡(な)き人の心とどめし春の垣根(かきね)をとお歌いになる院は真心からお悲しそうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女のほうでは真心からの恋とは認めていないのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...真心から変わらぬ将来の誓いをされるのだったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...真心からどんなに歎くことであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうした人ですから危篤にも見えながら生きられるのでしょうね」尼君は真心から病人を愛して泣く泣く言うのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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