...真心から改心せよ...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...しかし真心から出ているのであった...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...彼はオットーに真心から感謝した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...真心からのやさしい力を掌にこめ...
豊島与志雄 「道化役」
...真心から出る勇気が...
長與善郎 「青銅の基督」
...新(あらた)に母の死を悲しむブラームスの真心から出たもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...彼女の真心から出たものと...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...うちも今日は真心からそう思うて来たわい」「兄(あん)にゃさえ居りゃあ何せ……何せ働き手は徴兵にとられるし...
本庄陸男 「とも喰い」
...それが歌手自身の真心からの溜息であるかのやうに悠やかな韻律で響き...
牧野信一 「ゾイラス」
...お雪は私があまり真心から感嘆しつゞけるので...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...真心から熱烈にあった...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...この父を真心から愛し...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...宏子は真心からの心配を弟を見守る目にあらわして云った...
「海流」
...私はその努力を真心からの同情と理解とをもって見守ろうと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...真心からの感激と献身をもって死に得る可憐なるものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今はとて荒(あら)しやはてん亡(な)き人の心とどめし春の垣根(かきね)をとお歌いになる院は真心からお悲しそうであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女のほうでは真心からの恋とは認めていないのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...情け深い今日の取りなしに真心からの礼をのべる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??