...真実か否かの穿鑿(せんさく)を不用ならしめ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...不肖、さきに御命をうけて、呉へ使いし、周瑜(しゅうゆ)を説いて降さんと、種々肝胆(かんたん)をくだきましたが、ことごとく、失敗に終り、なんの功もなく立ち帰り、内心、甚だ羞じておる次第でありますが――いまふたたび一命をなげうつ気で、呉へ渡り、蔡兄弟や沢の申し越しが、真実か否かを、たしかめて参るならば、いささか前の罪を償うことができるように存じられます...
吉川英治 「三国志」
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