例文・使い方一覧でみる「真向い」の意味


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...一わたし達の勤めている臨海試験所のちょうど真向いに見える汐巻(しおまき)灯台の灯が...   一わたし達の勤めている臨海試験所のちょうど真向いに見える汐巻灯台の灯がの読み方
大阪圭吉 「灯台鬼」

...土砂を捲いて真向いから吹きつける...   土砂を捲いて真向いから吹きつけるの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...路地の入口の真向いまでやって来ると...   路地の入口の真向いまでやって来るとの読み方
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」

...真向いに腰を下す島村の様子を...   真向いに腰を下す島村の様子をの読み方
豊島与志雄 「道化役」

...その門の真向いには...   その門の真向いにはの読み方
中谷宇吉郎 「御殿の生活」

...真向いにパン屋の店があるのでした...   真向いにパン屋の店があるのでしたの読み方
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」

...上院議員はカルルのために自分の真向いにいい席を探し出した...   上院議員はカルルのために自分の真向いにいい席を探し出したの読み方
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」

...「今日は、いよいよ死ぬ日だ」この部屋の窓からも、真向いに、南画のような松をのせた赤い岩が見える...   「今日は、いよいよ死ぬ日だ」この部屋の窓からも、真向いに、南画のような松をのせた赤い岩が見えるの読み方
久生十蘭 「墓地展望亭」

...雲の懸からぬ山はないはじめに出した「潮来出島の真菰の中であやめ咲くとはしほらしや」の中にある出島(でじま)は直ぐ潮来町の真向いに見える小さい州の島で...   雲の懸からぬ山はないはじめに出した「潮来出島の真菰の中であやめ咲くとはしほらしや」の中にある出島は直ぐ潮来町の真向いに見える小さい州の島での読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...その頃僕は東京大学の鉄門の真向いにあった...   その頃僕は東京大学の鉄門の真向いにあったの読み方
森鴎外 「雁」

...岡田は丁度鉄門の真向いになっている窓を開けて...   岡田は丁度鉄門の真向いになっている窓を開けての読み方
森鴎外 「雁」

...あたかもそれがわたしの真向いにあるのと同じように...   あたかもそれがわたしの真向いにあるのと同じようにの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...真向いの聖(セント)エリアスの岩山に負けない位のゴツゴツした表情で云った...   真向いの聖エリアスの岩山に負けない位のゴツゴツした表情で云ったの読み方
夢野久作 「難船小僧」

...吾輩の鼻の頭と真向いになっている事で...   吾輩の鼻の頭と真向いになっている事での読み方
夢野久作 「超人鬚野博士」

...久慈はその光線の斜角を縮めていくうちに一匹の犬が真向いの建物の下から出て来た...   久慈はその光線の斜角を縮めていくうちに一匹の犬が真向いの建物の下から出て来たの読み方
横光利一 「旅愁」

...真向いにまろやかに高々と聳えているのは男体山であった...   真向いにまろやかに高々と聳えているのは男体山であったの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

...今度は愛鷹の裏山の青々と茂っているのが真向いに見えた...   今度は愛鷹の裏山の青々と茂っているのが真向いに見えたの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

...真向いに聳え立った槍や穂高の諸山を初め...   真向いに聳え立った槍や穂高の諸山を初めの読み方
若山牧水 「みなかみ紀行」

「真向い」の書き方・書き順

いろんなフォントで「真向い」


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