...その考え方は私の考え方とまったく真反対だ...
...あなたと私は趣味の好みが真反対だ...
...彼女とは人生観が真反対で、意見が合わないことが多い...
...彼の意見には真反対だが、それでも彼を尊敬している...
...彼女は真反対の立場からも問題を考えることができる...
...太刀川のいるところと真反対の一番隅に...
海野十三 「太平洋魔城」
...わたしに真反対でありながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...感ずることと造ることとは真反対のはたらきだとはよう云うた...
中原中也 「散歩生活」
...その真反対の北側の雲仙を永年見なれて来た私にとつては...
長谷健 「天草の春」
...ああして弟の省三さんとは始終議論して真反対のようですけど...
三好十郎 「冒した者」
...明日それと真反対のあの事をよしとして...
三好十郎 「恐怖の季節」
...彼女の良人と真反対な戦勝国の一将だ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼らは主人の秀治が行った方角とは真反対な...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝家も本音をふき、秀吉も肚を割って、二者の二説が、真反対に立って、はっきり対立をあらわすとなっては、いよいよそのいずれに拠(よ)るかは重大である――となすもののように、緘黙沈吟(かんもくちんぎん)は、よけいに外皮の殻を厚くするばかりだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここから西――朝陽(あさひ)と真反対な高地...
吉川英治 「新書太閤記」
...真反対な性格である...
吉川英治 「新書太閤記」
...と思えば、きょうも愛犬令の違犯者が、縄付(なわつき)で引かれて行ったし、浮浪者の群(むれ)が、橋の下にはうろうろ見えるし、何っ方を見ても、生きよう、遊ぼう、満たそう、という半獣主義の展開と、その真反対な、どぶ泥のゴミみたいな貧困者とのふた色が、全面的にひろがっている元禄の世間だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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