...真先にお詫びを申し上げます...
...彼は真先に逃げ出した...
...真先が見えない状況に陥った...
...真先に会議室に入る場合は、鍵を開けてください...
...真先を争って座席に座る人が多い...
...真先に僕が木登りして...
石川啄木 「漂泊」
...◯そして第二回戦の火蓋(ひぶた)を真先(まっさき)に切ったものは...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あぶないところだった」毛皮を頭からかぶった真先(まっさき)にとんできた人間が...
海野十三 「大空魔艦」
...真先にねらい撃ったのである...
海野十三 「太平洋魔城」
...まず真先(まっさき)に宮城(きゅうじょう)を遥拝(ようはい)し...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...誰(た)そ来てたもれ」常ならば次の間の笹尾が真先に起きて来るものを...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...真先をかけた人を非常に有難く思い...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...真先(まっさ)きに...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...真先に覗いて見ると...
豊島与志雄 「足」
...それを秦は真先に見付けた...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...寧ろ頂が真先に人に迫ってくる...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...真先に暗くなって行く...
永井荷風 「狐」
...お婆さんは真先にへたへたとそこに跪(ひざまず)いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが甲州方面の一つであります」真先に群を離れて進んだ制服の学生が峠の頂に立って叫びました...
中里介山 「山道」
...真先に宗近君があらわれた...
夏目漱石 「虞美人草」
...空拳を舞はして真先(まっさき)かけし一人の刃(やいば)を奪ひ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...まだ舷々(げんげん)相摩(あいま)しもせぬ戦の真先に...
吉川英治 「三国志」
...真先に躍って来る関羽の姿が大きくその眼に映った...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索