...真先にお詫びを申し上げます...
...彼は真先に逃げ出した...
...真先が見えない状況に陥った...
...真先に会議室に入る場合は、鍵を開けてください...
...真先を争って座席に座る人が多い...
...私(わたくし)がこちらの世界(せかい)で真先(まっさ)きに置(お)かれました境涯(きょうがい)につきて...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...真先(まっさ)きに訪(たず)ねてくれたのは父(ちち)だの...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...俺は真先に神田の三崎町にあるトゥヰンビー館に行って円山さんに会った...
有島武郎 「星座」
...金時真先(まっさき)に二の足踏み...
泉鏡花 「活人形」
...真先(まっさき)に志願する兵でありまして……」「ははは...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...真先(まっさき)にそれを見つけたでしょう...
江戸川乱歩 「断崖」
...彼等は真先にそれを否認する...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...挽子(ひきこ)に貸し車をしている安という物馴れた男もいて真先に働いた...
徳田秋声 「足迹」
...真先に飛び降りたのは...
徳田秋声 「新世帯」
...真先にビールの杯を取り上げた...
豊島与志雄 「塩花」
...入棺間際に火事が起って真先にあれを担(かつ)いで避難はしたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...子路は真先に憤慨(ふんがい)して衝突(しょうとつ)し...
中島敦 「弟子」
...まだ新しい雪を藁靴(わらぐつ)でキュッキュッと踏みしめながら勢子達が真先に登って行く...
中島敦 「虎狩」
...おれの床の中へ入れた」「バッタた何ぞな」と真先(まっさき)の一人がいった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...大黒真先に打って出で打ち出の小槌(こづち)で賊魁(ぞくかい)を打ち殺す事あり...
南方熊楠 「十二支考」
...真先にマンノー担いで勇ましく共同耕作にも出てくれる...
「共同耕作」
...真先に口をきったのはザイツェフという男であった...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...昇任の祝いを述べに真先(まっさき)に大臣家を訪問したのもこの人であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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