...私の家は市内の真中にあります...
...彼は真中にある席に座った...
...真中を通り抜けて、左側に曲がってください...
...この部屋は真中にテーブルがあって、周りに椅子が並んでいます...
...私たちのグループは真中の席を使います...
...ゴロロボフはひどく不自然な姿勢で部屋の真中に...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...外(ほか)の景色は何も映らないで、小さくなった兄の洋服姿丈けが、眼鏡の真中に、チンと立っているのです...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...落椿(おちつばき)道の真中に走り出し四月八日 句謡会...
高浜虚子 「六百句」
...冬らしくない爽(さわ)やかな音だったが、そうした音が私の耳に入ったというのも、私たちは、――真中に私、左右にバーテンとドサ貫、いずれも黙って、歩いていたからだった...
高見順 「如何なる星の下に」
...噛(か)むと真中から折れて...
高見順 「いやな感じ」
...この一行が大倫敦の真中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...極楽浄土の真中で……という歌が...
中里介山 「大菩薩峠」
...その時イオンを与えなかった組の結果を示す曲線が真中にあって...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...真中を四尺ばかりの深さに掘り抜いて...
夏目漱石 「草枕」
...その真中を通して三カ所ほどに井桁(いげた)に似た恰好(かっこう)の穴が掘ってある...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...わが座敷の真中に見出(みいだ)したので...
夏目漱石 「明暗」
...思はず翼でもあるものゝやうにスラスラと爪先立つて酒場の真中に進み出ると...
牧野信一 「歌へる日まで」
...板じきの真中に四畳たたみが置いてある...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...庭の真中に突立って自信のあるらしい様子をして居る青桐がめっきり見すぼらしくなり下って...
宮本百合子 「後庭」
...童子を真中にして庭後へ出た...
室生犀星 「後の日の童子」
...(a)大勢の家来の真中で「殿様はいずれに?」などと問いかけられるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...重松などの面々が東京の真中...
山本笑月 「明治世相百話」
...賃金は東京の真中から端までが平均三四円程度であろう...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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