例文・使い方一覧でみる「真っ赤」の意味
スポンサーリンク...そして濃い真っ赤な血が... 
犬田卯 「橋の上」
...字句どおりに読み下せば犬が憤怒した時には眼が真っ赤になるといったような印象を与えるかも知れませんが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...それじゃあなたの健康を祝します」浜田の顔が真っ赤に火照（ほて）って...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...」男の白い頬がさっと真っ赤になる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...そんなことは絶対にないよ」少年はうつむいた顔を真っ赤にしながら答えました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...海も真っ赤になった...
永井隆 「この子を残して」
...水槽の水は見る見る真っ赤だ」「もう一人のお村は？」「格子の手前へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ついあの――」若い処女（おとめ）らしく始めて真っ赤になった娘は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...二人とも眼を真っ赤にして帰ってきた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一幅の真っ赤なじゅうたんが敷いてある...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...お八重ちゃん」柄にもなく顔中を真っ赤にして圓太郎は...
正岡容 「圓太郎馬車」
...恐らく真っ赤に腫れ上がっているだろう...
正岡容 「寄席」
...真っ赤になってもじもじしていた女の子は不意に鞄をおさえて駈け出した...
矢田津世子 「※［＃「やまいだれ＋句」、第4水準2-81-44］女抄録」
...死を貫きのぼって来る生き物の真っ赤な美しさに感じられた...
横光利一 「旅愁」
...一丈三尺の真っ赤な幟（のぼり）に...
吉川英治 「上杉謙信」
...現今のような真っ赤な光彩は夢にも見られなかった...
吉川英治 「銀河まつり」
...これは真っ赤なにせものです」「ば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ふさ楊子（ようじ）をくわえて真っ赤にゆだりながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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