...真っ正直に兜をぬいでしまうのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その唸り声は真っ正直なものじゃない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...署長なら真っ正直に振る舞うはず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...真っ正直なたくましい男...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...真っ正直な生き方を好まないものもおるが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...個人的には真っ正直な従僕はいないと思うな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ラッフル爺さんは真っ正直な人間だが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...ただ真っ正直に行動してください...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...拙者は真っ正直で口に飾がない...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...そうそうこの真っ正直な善人を失望させるのもむごたらしく思えて...
吉川英治 「江戸三国志」
...真っ正直に断った」「……なるほど」「すると...
吉川英治 「三国志」
...袁紹の如く真っ正直な熱弁家でもないし...
吉川英治 「三国志」
...真っ正直な彼は、どうかして曹操と会い、そして大丈夫と大丈夫とが約したことの履行によって、快く訣別(けつべつ)したいものだと日夜苦しんでいたのであるが、いまはもう百年開かぬ門を待つものと考えた...
吉川英治 「三国志」
...真っ正直な態度を取り...
吉川英治 「新書太閤記」
...と云って、この真っ正直で、頑迷(がんめい)で、領主思いな土民を、何うしたら血を見ないで追うことができよう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...みじめな生活苦と人間欲のまん中を真っ正直に体験した...
吉川英治 「随筆 新平家」
...庄次郎は、取りたての免許皆伝、十分な自信があったし、いちどは実際に、生刀(なまみ)で自分を試してみたい気もあったし、彼の性格がまた、傲慢(ごうまん)な侍の態度に、ひどく、真っ正直に、憤(いきどお)りを感じていた...
吉川英治 「松のや露八」
...前と同じ道を真っ正直に戻って...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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