...真っ正直に兜をぬいでしまうのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...真っ正直に兜をぬいでしまうのである...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その唸り声は真っ正直なものじゃない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...要もない真っ正直さがかわいそうになり...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...その真っ正直らしさも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...署長なら真っ正直に振る舞うはず...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...真っ正直なたくましい男...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...昔から真っ正直な女性が悪党の犠牲になるのは...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...個人的には真っ正直な従僕はいないと思うな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...四十年近く仕えるスライトが頑固なこと、真っ正直なこと、忠実なことを知っている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ただ真っ正直に行動してください...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...そうそうこの真っ正直な善人を失望させるのもむごたらしく思えて...
吉川英治 「江戸三国志」
...真っ正直に断った」「……なるほど」「すると...
吉川英治 「三国志」
...袁紹の如く真っ正直な熱弁家でもないし...
吉川英治 「三国志」
...真っ正直な態度を取り...
吉川英治 「新書太閤記」
...と云って、この真っ正直で、頑迷(がんめい)で、領主思いな土民を、何うしたら血を見ないで追うことができよう...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...みじめな生活苦と人間欲のまん中を真っ正直に体験した...
吉川英治 「随筆 新平家」
...庄次郎は、取りたての免許皆伝、十分な自信があったし、いちどは実際に、生刀(なまみ)で自分を試してみたい気もあったし、彼の性格がまた、傲慢(ごうまん)な侍の態度に、ひどく、真っ正直に、憤(いきどお)りを感じていた...
吉川英治 「松のや露八」
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