...このように彼はヒポクラテスの教えに真っ向から反対した...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...自分の感情を真っ向うから表現するのは悧口でないと考えた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...これはまったく真っ向から羅馬貴族の邸宅の描写をしたものと考えて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...これほどにも長老の権威に真っ向からたてついたのは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...薪割りで真っ向から発矢(はっし)とやりました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「何をッ」真っ向から向って来るのを迎えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...詮索(せんさく)がましい事を申すのは無礼であろう」ピシリと真っ向から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...真っ向から浴びせられてきた...
正岡容 「寄席」
...弱腰でいる黒衣の者たちの真っ向へのぞんで来た気がしましたから...
吉川英治 「江戸三国志」
...匕首は小藤次の真っ向へ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...玄蕃の真っ向へ行くよと見えたので...
吉川英治 「剣難女難」
...彼は真っ向から来た小六の白刃のもとへ身を衝いて行きながら...
吉川英治 「剣難女難」
...真っ向から否定してしまうのだった...
吉川英治 「三国志」
...かぶとの真っ向を射ぬかれて...
吉川英治 「私本太平記」
...真っ向にたたき伏せ...
吉川英治 「新書太閤記」
...弁円は起き上がる時につかんでいた杖を真っ向にかむって...
吉川英治 「親鸞」
...――それを抜いて額(ひたい)の真っ向に揮(ふ)りかぶると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――フウッと、一角の技(わざ)に引かれて、はいると一気に、(この顔ッ)と、真っ向を睨んで、斬りつけた...
吉川英治 「無宿人国記」
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