...伯父は北部諸州から来たいわゆるお渡りの政治家に真っ向表に立って反対したそうです...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...これほどにも長老の権威に真っ向からたてついたのは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...ともあれ、オスカー・ワイルドの言葉のはしばしをひろってみても、第一に確かに、「ギリシャ美学」で、芸術が「模倣(ミメジス)」であるというのに対しては、真っ向から、そうではない「創造」であると反対しているのである...
中井正一 「美学入門」
...真っ向から断って退けるお駒ですが...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...黙っていろ」主人は真っ向からそれをキメ付けます...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...お家の体面論を真っ向に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...平次と八五郎は十手の見識(けんしき)を真っ向に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手に物を言わせて真っ向から脅(おど)かすと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「真っ向から行けば大変だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...殺人鬼お栄を真っ向から責め立てるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弱腰でいる黒衣の者たちの真っ向へのぞんで来た気がしましたから...
吉川英治 「江戸三国志」
...久八の真っ向から...
吉川英治 「剣難女難」
...二尺七寸の木剣を無双にふりかぶって敵の真っ向へ跳び上がった――彼が大妻籠で自得練磨の梢斬り! 心得たと左足を引いて受け払った自斎の手ぎわもさすが...
吉川英治 「剣難女難」
...真っ向から斬り下げた...
吉川英治 「三国志」
...賊の組か」前に立った人影の真っ向へ拳(こぶし)をかためて一撃をふり下ろすと...
吉川英治 「親鸞」
...起ち上ろうとする一閑の真っ向へ――『覚えたかっ』と...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...盲目(めくら)あたりに真っ向から割りつけられたりしてしまうのも皮肉ではあるが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...刎(は)ね起きる権之助の真っ向へ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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