...真っ向からそう訊ねるわけにもいかない...
犬田卯 「沼畔小話集」
...このように彼はヒポクラテスの教えに真っ向から反対した...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...一体どういう人が社会的地位があるというのでしょうか? たとえば六大都市の市長なぞというものは社会的地位がありましょうか」「六大都市の市長と言いますと?」フガのバカは嘲弄(ちょうろう)されているとも知らずに真っ向から伺いを立ててきた...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...真っ向からぐさりと来たのが...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...真っ向から断って退けるお駒ですが...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...詮索(せんさく)がましい事を申すのは無礼であろう」ピシリと真っ向から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょっと開けてくれ」真っ向から名乗る平次の声にも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...懇願するようにだが真っ向からKの眼を見た...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...ギルマンが真っ向から断言した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...鋭い重蔵の木剣が真っ向から飛んで来た...
吉川英治 「剣難女難」
...二尺七寸の木剣を無双にふりかぶって敵の真っ向へ跳び上がった――彼が大妻籠で自得練磨の梢斬り! 心得たと左足を引いて受け払った自斎の手ぎわもさすが...
吉川英治 「剣難女難」
...真っ向から斬り下げた...
吉川英治 「三国志」
...真っ向にたたき伏せ...
吉川英治 「新書太閤記」
...真っ向に突き入って...
吉川英治 「新書太閤記」
...真っ向に乗ってゆくこと...
吉川英治 「新書太閤記」
...真っ向を撲(なぐ)りつけろ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...賊を真っ向に割りつけていた時であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵の真っ向へ――と構えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索