...真っ向から反対するわけにもいかず...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...これはまったく真っ向から羅馬貴族の邸宅の描写をしたものと考えて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...真っ向から二人を呑んでかかりましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元の子を取戻したのがわからねえ」「真っ向から当ってみましょうか」「俺もそれを考えているんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お家の体面論を真っ向に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十手に物を言わせて真っ向から脅(おど)かすと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ギルマンが真っ向から断言した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...真っ向から浴びせられてきた...
正岡容 「寄席」
...真っ向から唐竹(からたけ)に割りつけられて...
吉川英治 「江戸三国志」
...匕首は小藤次の真っ向へ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...玄蕃の真っ向へ行くよと見えたので...
吉川英治 「剣難女難」
...二尺七寸の木剣を無双にふりかぶって敵の真っ向へ跳び上がった――彼が大妻籠で自得練磨の梢斬り! 心得たと左足を引いて受け払った自斎の手ぎわもさすが...
吉川英治 「剣難女難」
...かぶとの真っ向を射ぬかれて...
吉川英治 「私本太平記」
...真っ向にたたき伏せ...
吉川英治 「新書太閤記」
...勘六の真っ向へ落ちてきた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...賊の組か」前に立った人影の真っ向へ拳(こぶし)をかためて一撃をふり下ろすと...
吉川英治 「親鸞」
...真っ向を撲(なぐ)りつけろ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...武蔵の真っ向へ――と構えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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