...わたしが一人になれば省さんに相手がある...
伊藤左千夫 「春の潮」
...あの無反省な傍若無人な態度は氏自身を辱めるものであると云ふことにすらお気がつかないのかと思ふと「氏の為めに悲しまざるを得ない」と云ふやうなことも云つて見たくなる...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一月号)」
...それは保健省(ほけんしょう)の仕事なんです」「なにを君はいってるのか...
海野十三 「海底都市」
...彼は人事不省(じんじふせい)から醒めて...
海野十三 「火葬国風景」
...空耳だったろうか」省三はまた箸を動かしだしたが彼はもうおち着いたゆとりのある澄(す)んだ心ではいられなかった...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...文部省に置いて困るから学長にして送ってやるというのでは...
戸坂潤 「社会時評」
...ジイドのあの反省的で堅忍な調子を想起され度...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...またこっちで彼の下宿を訪(たず)ねてやる面倒を省(はぶ)くため...
夏目漱石 「明暗」
...自(みずか)ら提供しておのれに省(かえり)み...
新渡戸稲造 「自警録」
...私はフランスの陸軍省に申し出て...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...印象の様式は「感覚の印象」と「内省の印象」の二種類に区分できる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...逓信省から差止めを食ったと言ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...当時文部省建築課長であった柴垣鼎太郎氏は...
武者金吉 「地震なまず」
...此には省(はぶ)く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ただ少数に作られる貴重な品物のみが反省に入りました...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...嘗て文部省は天下に令して四書五経を村庠(そんしやう)市学の間に復活せしめんとせし時代もありき...
山路愛山 「英雄論」
...神田青年会館で一回の演説を限ってやることを私から内務省に誓約して...
山本実彦 「十五年」
...「烏巣(うそう)(河北省)の守りこそは実に大事です...
吉川英治 「三国志」
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