...彼女との意見が相通じなかったので、話し合いが必要だった...
...この地域では、自転車と歩行者が相通に道を使っている...
...私たちの考え方が相通う部分が多いので、一緒にプロジェクトを進めたいと思います...
...インターネットによって、世界中の人々が相通じて交流することができるようになった...
...スポーツは言葉を超えて身体で相通じ合うものだと言われています...
...人と人との魂の呼吸を最も親密に相通はしむる者は夏の夜の蚊帳である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...この稿によって一点霊犀(れいさい)の相通ずるあるを認めん...
有島武郎 「星座」
...ローマ人は実業に秀でている民族性と会戦方式に相通ずるものが有るを見るであろう...
石原莞爾 「戦争史大観」
...各国相互に有無(うむ)相通(あいつう)じ...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...私達の脈搏に相通ずるものがあつて...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...私は朝野の話と一脈相通ずるもののあるのを感じた...
高見順 「如何なる星の下に」
...此の清らかさは上代の禊(みそぎ)の行事と相通ずる日本美の源泉の一つのあらわれであって...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...彼我相通ぜぬ厳粛な悲しみ...
太宰治 「もの思う葦」
...山の両側から掘って行くトンネルがだんだん互いに近づいて最後のつるはしの一撃でぽこりと相通ずるような日がいつ来るか全く見当がつかない...
寺田寅彦 「春六題」
...作品に書いた平賀源内などに相通ずるものがあったのであろうか...
豊島与志雄 「十一谷義三郎を語る」
...支那大陸に相通ずるものを持っている...
豊島与志雄 「風俗時評」
...生物の秘奥に一脈相通ずる気持であり...
豊島与志雄 「文学以前」
...気脈相通ずる火夫長とナンブトー(ナンバーツーオイルマン)とを誘惑して...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...芸術上に何かの相通ずる新奇なスロウガンを持つて...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...ほとんど相通ずる意味の詞であろう...
南方熊楠 「十二支考」
...一旦声息の相通ずるに至れば...
柳田国男 「木綿以前の事」
...この画像と広隆寺講堂の阿弥陀像との間には相通ずるところがある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...これは恐らく我々の「生」に相通ずるものがあるからである...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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