...彼女との意見が相通じなかったので、話し合いが必要だった...
...この地域では、自転車と歩行者が相通に道を使っている...
...私たちの考え方が相通う部分が多いので、一緒にプロジェクトを進めたいと思います...
...インターネットによって、世界中の人々が相通じて交流することができるようになった...
...スポーツは言葉を超えて身体で相通じ合うものだと言われています...
...彼女はその身うちに何かしらわたくしの精神と一脈相通じるものを有っていたのであります...
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」
...科学の力によって非常に拡張された外界の知識から我々の導き出した考えと種々な点で相通ずるものがあるというところに主要な興味があるのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...古人と心相通ずるの感を抱かざるを得ない...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そこに一脈の相通ずるものが隠されているのではなかろうか...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...彼我相通ぜぬ厳粛な悲しみ...
太宰治 「もの思う葦」
...心に相通ずるものは何もなかった...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...そしてこれは前に述べた「ユナニミスム」の見解とおのずから相通ずるものであって...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...支那大陸に相通ずるものを持っている...
豊島与志雄 「風俗時評」
...これに就いて氏が文字重複、展轉相通、蓋有諸家増益、用廣異聞、釋言釋訓以下、亦猶是焉と言つてゐるのは確實であるが、郭註及び疏には此の重複を以て互訓であると考へ、例へば舒業順敍也、舒業順敍緒也といふのには、疏に互相訓也といひ、粤于爰曰也、爰粤于也といふのには、郭註に轉相訓としてあつて、すべて此類のには兩方から互に相訓じたものであると解釋したのは誤であらうと思ふ...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...相通ずる變則があるやうに聞え...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...国音の相通から附会したものである...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...彼是(ひし)相通ずると...
夏目漱石 「永日小品」
...たしかに先代鶴枝の技巧的な美しさとは一脈相通ずるもののあるような心もちがしてならない...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...それが名誉革命の精神と相通ずることはなはだ多きを感じた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それとも相通じるものですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...君と萩原君とはまことに霊肉相通じた芸術的双生児である...
室生犀星 「愛の詩集」
...花香不相通...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天平時代前半の彫刻と実によく相通うてはいないであろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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