...彼女との意見が相通じなかったので、話し合いが必要だった...
...この地域では、自転車と歩行者が相通に道を使っている...
...私たちの考え方が相通う部分が多いので、一緒にプロジェクトを進めたいと思います...
...インターネットによって、世界中の人々が相通じて交流することができるようになった...
...スポーツは言葉を超えて身体で相通じ合うものだと言われています...
...何等か一脈の相通ずるものがあって...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...共に杙の義と相通ずる者とすれば...
高木敏雄 「比較神話学」
...わづかに一小部分の相通ふ匂ひだけでも...
太宰治 「右大臣実朝」
...この建物の最上階にある一つの室と相通ずるようになっていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...「風流」という言葉の字音が free, frei, franc などと相通ずるのはおもしろいと思う...
寺田寅彦 「柿の種」
...科学の方法と一脈の相通ずる所があると云われる...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...この点では禅僧と収賄議員との間にもいくらか相通ずるものがあるかもしれない...
寺田寅彦 「涼味数題」
...彼と呼吸相通ぜざる社会中心の外にあり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...生物の秘奥に一脈相通ずる気持であり...
豊島与志雄 「文学以前」
...卵を砕く燕(つばめ)の嘴(くちばし)と相通ずる所がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...氏はまた後の大正時代になって現われた新感覚派なるものと一脈相通ずる所がある...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...国音の相通から附会したものである...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...芥川君と同趣相通ずるのも...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...苦しさや悲しさがこうして相通じているその心の流れのなかで父にはわかるだろう...
「おもかげ」
...父と私との心持の相通じていた程度の濃やかさは御存知ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...俊は峻と相通ずる字で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...則其授受固当相通」と云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一脈相通ずるところがある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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