...彼女との意見が相通じなかったので、話し合いが必要だった...   
...この地域では、自転車と歩行者が相通に道を使っている...   
...私たちの考え方が相通う部分が多いので、一緒にプロジェクトを進めたいと思います...   
...インターネットによって、世界中の人々が相通じて交流することができるようになった...   
...スポーツは言葉を超えて身体で相通じ合うものだと言われています...   
...像姑相公同音相通ず...   
芥川龍之介  「骨董羹」 
...鴎外が抽斎や蘭軒(らんけん)等の事跡を考証したのはこれらの古書校勘家と一縷(いちる)の相通ずる共通の趣味があったからだろう...   
内田魯庵  「鴎外博士の追憶」 
...明山侯と能登守との意気相通ずるということは...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...浄土図の背景と相通ずるものかと推量される...   
中村清太郎  「ある偃松の独白」 
...国音の相通から附会したものである...   
中山太郎  「獅子舞雑考」 
...碌々言語が相通ぜなくとも...   
新渡戸稲造  「東西相触れて」 
...ネオ・スピリチュアリズムの運動と一脈相通ずるものがあると言われ...   
野村胡堂  「楽聖物語」 
...従って御主人伯爵の食道楽と一脈相通ずるわけであります」林敬五郎は物馴れた実業家らしく...   
野村胡堂  「奇談クラブ〔戦後版〕」 
...気脈相通ずる火夫長とナンブトー(ナンバーツーオイルマン)とを誘惑して...   
葉山嘉樹  「海に生くる人々」 
...我れは食客の上下相通の身ながら...   
一葉  「暗夜」 
...一方往年の彼をして森鴎外やアナトオル・フランス等と一味相通ずる所あらしめた彼の好學心にも嚴然と死刑を命じたのである...   
堀辰雄  「芥川龍之介論」 
...いつぞやの書簡集(新書の)あの読後感に相通じます...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...すなわち両方の意志が相通ずるようになると...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...この寛容という点において相通ずるものがあり...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...一脈相通ずるところがある...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...一旦声息の相通ずるに至れば...   
柳田国男  「木綿以前の事」 
...武蔵守の意中、勝入の意中、それも、いわずして、相通じた...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...自分はこの作にメーテルリンクの『タンタジールの死』や『聖者』と相通う或るものを感ずる...   
和辻哲郎  「日本精神史研究」 
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