...彼の相貌には優しさが感じられる...
...確かに二人は相貌が似ている...
...外見だけでなく、相貌の内面も大切だ...
...彼女が相貌を変えたら誰にも分からないだろう...
...その事件の犯人を見た目から相貌が変わっていたと言う目撃者もいた...
...相貌の上から言へば...
石川三四郎 「浪」
...精神の若さと共に相貌の若さも著しかった...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...彫刻的な浅黒い相貌...
谷譲次 「踊る地平線」
...週期的あるいは非週期的に複雑な変化の相貌(そうぼう)を現わす環境に適応するためには人間は不断の注意と多様なくふうを要求されるからである...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...事物の表面の外殻(がいかく)を破ったその奥底に存在する真の本体を正しく認める時に当然認めらるべき物の本情の相貌(そうぼう)をさしていうのである...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...科学が呈する相貌の民族的な特色ということと...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...そういう政治の相貌を産むだけの日本独有な文化史的条件が...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...現在の現実の相貌を通して...
豊島与志雄 「小説集「白蛾」後記」
...注目すべき特殊な相貌を呈しているようである...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...陋劣(ろうれつ)と権威との交じった複雑な特別な相貌をそなえてるものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...やがて眼下の世界が一瞬にして相貌を変じた...
中島敦 「光と風と夢」
...みんな一筋縄ではゆかぬ相貌であつたが...
原民喜 「壊滅の序曲」
...すぐかれの蒼ざめた相貌から移しかえられたように...
室生犀星 「幻影の都市」
...溺死者(できししゃ)のような相貌になり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...誰も深く新九郎の相貌を知る者はなく...
吉川英治 「剣難女難」
...いよいよ天下大乱の相貌(そうぼう)を呈して来た...
吉川英治 「剣の四君子」
...ヘン御断りよ』と云った代議士の相貌にはみるみる野獣の本性を現して来た...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??