...彼の相貌には優しさが感じられる...
...確かに二人は相貌が似ている...
...外見だけでなく、相貌の内面も大切だ...
...彼女が相貌を変えたら誰にも分からないだろう...
...その事件の犯人を見た目から相貌が変わっていたと言う目撃者もいた...
...この事件はこれ迄(まで)とは全く違った相貌(そうぼう)を呈して来るかも知れませんからね」「で...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...紛争の相貌はいよいよもって奇怪を呈した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...盖しその形体相貌を有せざるを云う...
高木敏雄 「比較神話学」
...いずれも礼拝の対象であるから、その相貌風姿も、彫刻様式もほぼ仏像に拠る手法で造られている...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...獰猛(どうもう)な相貌をした虎毛(とらげ)の犬で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...全く社会が今年を通じてどういう相貌を呈するかを予言することは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...擽ったさを我慢してる人の相貌には...
豊島与志雄 「文学以前」
...天が一国民の表面に描くあらゆる相貌(そうぼう)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし各地各様の相貌をもって立上りつつあった...
中井正一 「地方文化運動報告」
...額が生え上ってメフィストフェレスを思わせるような相貌をして居り...
野上豊一郎 「闘牛」
...事件の相貌(さうばう)の重大さに鼓舞(こぶ)されて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...花序の相貌は図中「イ」に示すが如し...
牧野富太郎 「植物記」
...二種の相貌(そうぼう)をもってはいないだろうか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...何と沁々と今日よりも二十五六年前の歴史の相貌を顧みさせるでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その兄玄亭が相貌(そうぼう)も才学も人に優れているのを見て...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あれが山小屋にこもっているときは相貌(そうぼう)まで変る...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あの方の相貌(そうぼう)が変った...
山本周五郎 「やぶからし」
...溺死者(できししゃ)のような相貌になり...
山本周五郎 「山彦乙女」
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