...位相異常が原因でシステムが正常に動作しない...
...此方向の相異を以つて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...殆ど區別無く而も實は相異(あひことな)れる苦悶の目付...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...少なくも連句の共同作家の相異なるあまたの個性の融合統一ということが連句芸術の最重要な要素であるということがいくらか明瞭(めいりょう)にされたであろうと思う...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...その画の気品には格段の相異があつた...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...なんという相異だろう! 目に一丁字(いっていじ)のないこの猴(さる)の前にいるときほど...
中島敦 「悟浄歎異」
...而かも氣候相異なるところ...
長塚節 「草津行」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...すべての相異なる天候や...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...船長はおれをきっと女郎買いにやってくれるつもりに相異ない...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...ともかくもこの二つの相異つた精神について行つてやらう...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...作者は真に資本主義社会の生活と社会主義社会での生活との相異を実感した...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)」
...その相異をしみじみ感じていたわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「当世書生気質」の逍遙の插画と長原止水の絵との時代的相異...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日本のも昔できたものと近ごろの小説とは相異していることがあるでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...医薬の風土民性に従つて相異なるべきは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二人〔エピクロスとセネカ〕はきわめて相異なる二派に属する哲学者であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...便利としたに相異ないのである...
柳田国男 「山の人生」
...しかしそれはそうにちがいないとしてもこの主人のいるいないによって得意先のこの家に対する人気の相異は格段の変化を生じて来る...
横光利一 「機械」
便利!手書き漢字入力検索