例文・使い方一覧でみる「相弟子」の意味

...相弟子と一緒に修行しています... 相弟子と一緒に修行していますの読み方

...相弟子が掛け軸を書いたそうです... 相弟子が掛け軸を書いたそうですの読み方

...相弟子との出会いが人生を変えた... 相弟子との出会いが人生を変えたの読み方

...相弟子のアドバイスを参考にして、演技を磨いた... 相弟子のアドバイスを参考にして、演技を磨いたの読み方

...相弟子同士だけの秘密のやりとりがある... 相弟子同士だけの秘密のやりとりがあるの読み方

...仕方なしに昔しの相弟子（あいでし）の店へ寝泊（ねとま）りまでさせてもらって仕事をしているのだ... 仕方なしに昔しの相弟子の店へ寝泊りまでさせてもらって仕事をしているのだの読み方
相馬泰三「六月」

...父の相弟子で林美雲という人があったが... 父の相弟子で林美雲という人があったがの読み方
高村光太郎「回想録」

...自分の番を待ちながらくろうとたちの間に交って相弟子の稽古を見物したり...
谷崎潤一郎「細雪」

...これは親達の考（かんがえ）では娘が師匠の真似（まね）をするのが最も悪い何よりも娘の品性に良からぬ影響を与えると見たからであったろうが同時に佐助の運命もこの時に決した訳であるこの時以来佐助は完全に丁稚の任務を解かれ名実共に春琴の手曳（てび）きとしてまた相弟子（あいでし）として検校の家へ通うようになった... これは親達の考では娘が師匠の真似をするのが最も悪い何よりも娘の品性に良からぬ影響を与えると見たからであったろうが同時に佐助の運命もこの時に決した訳であるこの時以来佐助は完全に丁稚の任務を解かれ名実共に春琴の手曳きとしてまた相弟子として検校の家へ通うようになったの読み方
谷崎潤一郎「春琴抄」

...娘の気象を知っている親達はやむをえず黙許（もっきょ）の形にしておいたと見えるかくして主従とも相弟子とも恋仲（こいなか）ともつかぬ曖昧（あいまい）な状態が二三年つづいた後春琴二十歳の時春松検校が死去したのを機会に独立して師匠の看板を掲（かか）げることになり親の家を出て淀屋橋（よどやばし）筋に一戸（いっこ）を構えた同時に佐助も附（つ）いて行ったのである... 娘の気象を知っている親達はやむをえず黙許の形にしておいたと見えるかくして主従とも相弟子とも恋仲ともつかぬ曖昧な状態が二三年つづいた後春琴二十歳の時春松検校が死去したのを機会に独立して師匠の看板を掲げることになり親の家を出て淀屋橋筋に一戸を構えた同時に佐助も附いて行ったのであるの読み方
谷崎潤一郎「春琴抄」

...同門中に有って手に立つ者が無く相弟子の多くがその門下の礼をとったと云うのだから相当に上手であつたとは窺える訳である...
直木三十五「巌流島」

...来馬の相弟子とが... 来馬の相弟子とがの読み方
直木三十五「新訂雲母阪」

...手前と相弟子（あいでし）の彼（あ）の笠亭仙果（りゅうていせんか）がお供を致しまして御屋敷へ上っておりますから... 手前と相弟子の彼の笠亭仙果がお供を致しまして御屋敷へ上っておりますからの読み方
永井荷風「散柳窓夕栄」

...息子ガ柔術ノ相弟子ニ... 息子ガ柔術ノ相弟子ニの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...三年ほど前から玉屋の養い娘お幾と踊の相弟子で懇意になり... 三年ほど前から玉屋の養い娘お幾と踊の相弟子で懇意になりの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...三年ほど前から玉屋の養ひ娘お幾と踊の相弟子で懇意になり... 三年ほど前から玉屋の養ひ娘お幾と踊の相弟子で懇意になりの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...清元の相弟子だから... 清元の相弟子だからの読み方
羽志主水「越後獅子」

...相弟子（あいでし）勝秀（かつひで）が紹介したのである... 相弟子勝秀が紹介したのであるの読み方
森鴎外「渋江抽斎」

...――２――音絵は相弟子でよく歌寿に尺八を合わせてもらいに来る赤島哲也という青年が居た...
夢野久作「黒白ストーリー」

...哲也も音絵の相弟子として列席した... 哲也も音絵の相弟子として列席したの読み方
夢野久作「黒白ストーリー」

...相弟子というよりは... 相弟子というよりはの読み方
吉川英治「剣の四君子」

...相弟子（あいでし）の小太郎と同格といわれた腕... 相弟子の小太郎と同格といわれた腕の読み方
吉川英治「神州天馬侠」