例文・使い方一覧でみる「相州」の意味


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...相州無銘(そうしゅうむめい)の長脇差(ながわきざし)をさし...   相州無銘の長脇差をさしの読み方
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」

...相州(そうしゅう)江(え)の島(しま)の弁財天(べんざいてん)と同体にして...   相州江の島の弁財天と同体にしての読み方
江見水蔭 「悪因縁の怨」

...相州さまも流石にそこは見抜いておいでの御様子で...   相州さまも流石にそこは見抜いておいでの御様子での読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...と聞いて相州さまは幽かにお笑ひになられました...   と聞いて相州さまは幽かにお笑ひになられましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...さすがの相州さまも虚をつかれたやうに...   さすがの相州さまも虚をつかれたやうにの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...執権相州さまの御次男朝時さま...   執権相州さまの御次男朝時さまの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...相州さまの場合には決してそのやうな事はなく...   相州さまの場合には決してそのやうな事はなくの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...」とお傍に居合せた相州さまが...   」とお傍に居合せた相州さまがの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...その時ちやうど広元入道さまは、お宅にお客さまがあつてお酒盛をはじめていらつしやつたところに、和田左衛門尉さまのお宅に軍兵競ひ集るといふ報がはひり、入道さまは、お客さまも何も打捨て、衣服も改めずに御ところへ馳せ参じたのださうで、やがて後から相州さまも、三浦さま御一族からの内報に依りただいま和田氏挙兵の事を聞き及びましたと言つて、実に落ちつき払つて御ところへ参入いたしましたが、御承知のとほり三浦さまは、もともと和田さまとは御一族で、このたびの和田氏の謀逆にも御一族のよしみを以て加盟を致し、起請文までお書きになりながら、この日にはかに和田氏を裏切り、こつそり相州さまのお宅へ行つて和田氏の今日の蜂起を言上いたしましたのださうで、この三浦氏御一族の裏切さへ無かつたならば、或いは、この合戦も和田氏の勝利となり北条氏全滅の憂目に逢つたかも知れず、それほど大事なところなのに、相州さまは、その時お宅でお客と囲碁の最中で、さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても、ちよつと振り向いて軽く左衛門尉さまに会釈をしただけで一言のお礼もおつしやらなかつたさうで、やがて静かに立ち上りながらも碁盤からお眼をはなさず、ゆつくりと囲碁の御勝負の結果を目算なされ、どうやらこちらが二目の勝ちのやうです、と低く呟いて、それからお客に失礼を詫び、素早く衣服を着換へ、折烏帽子を立烏帽子に改めて、馬を飛ばして御ところに駈けつけたとか、入道さまの見苦しい狼狽振りと較べて、いかに相州さまが武人の故とは言へ、なかなか、ただものの出来る芸当ではないと、これはのちのちの評判でございました...   その時ちやうど広元入道さまは、お宅にお客さまがあつてお酒盛をはじめていらつしやつたところに、和田左衛門尉さまのお宅に軍兵競ひ集るといふ報がはひり、入道さまは、お客さまも何も打捨て、衣服も改めずに御ところへ馳せ参じたのださうで、やがて後から相州さまも、三浦さま御一族からの内報に依りただいま和田氏挙兵の事を聞き及びましたと言つて、実に落ちつき払つて御ところへ参入いたしましたが、御承知のとほり三浦さまは、もともと和田さまとは御一族で、このたびの和田氏の謀逆にも御一族のよしみを以て加盟を致し、起請文までお書きになりながら、この日にはかに和田氏を裏切り、こつそり相州さまのお宅へ行つて和田氏の今日の蜂起を言上いたしましたのださうで、この三浦氏御一族の裏切さへ無かつたならば、或いは、この合戦も和田氏の勝利となり北条氏全滅の憂目に逢つたかも知れず、それほど大事なところなのに、相州さまは、その時お宅でお客と囲碁の最中で、さうして三浦左衛門尉さまの手柄顔なる密告に接しても、ちよつと振り向いて軽く左衛門尉さまに会釈をしただけで一言のお礼もおつしやらなかつたさうで、やがて静かに立ち上りながらも碁盤からお眼をはなさず、ゆつくりと囲碁の御勝負の結果を目算なされ、どうやらこちらが二目の勝ちのやうです、と低く呟いて、それからお客に失礼を詫び、素早く衣服を着換へ、折烏帽子を立烏帽子に改めて、馬を飛ばして御ところに駈けつけたとか、入道さまの見苦しい狼狽振りと較べて、いかに相州さまが武人の故とは言へ、なかなか、ただものの出来る芸当ではないと、これはのちのちの評判でございましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...新しい御ところも御落成いたし、八月二十日にさかんな御儀式を以て御入りなされ、御ところの御設計に就いての御熱中も一段落と思ふと、こんどはこの和歌に最後の異常の御傾倒がはじまりまして、御政務は、やはりひと任せ、日夜、お歌の事ばかり御案じなされて居られる御様子で、お奥の女房たちを召集めて和歌の勝負をお言ひつけになるとすぐにまた、女人には和歌がわからぬ、とおつしやつて、武州さま、修理亮さま、出雲守さま、三浦左衛門尉さま、結城左衛門尉さま、内藤右馬允さま等のれいの風流武者の面々を引連れて火取沢辺に秋草を御興覧においでになり、たいへんの御機嫌で御連歌などをなされ、相州さまこそ、何もおつしやらない御様子でごさいましたが、数ある御家人の中には、その頃の将軍家の御行状に眉をひそめて居られたお方もあつた御様子で、たうとうそのとしの九月二十六日には、短慮一徹の長沼五郎宗政さまが、御ところに於いて大声を張り挙げ思ふさま将軍家の悪口を申し上げたといふ、まことに気まづい事さへ起つてしまひました...   新しい御ところも御落成いたし、八月二十日にさかんな御儀式を以て御入りなされ、御ところの御設計に就いての御熱中も一段落と思ふと、こんどはこの和歌に最後の異常の御傾倒がはじまりまして、御政務は、やはりひと任せ、日夜、お歌の事ばかり御案じなされて居られる御様子で、お奥の女房たちを召集めて和歌の勝負をお言ひつけになるとすぐにまた、女人には和歌がわからぬ、とおつしやつて、武州さま、修理亮さま、出雲守さま、三浦左衛門尉さま、結城左衛門尉さま、内藤右馬允さま等のれいの風流武者の面々を引連れて火取沢辺に秋草を御興覧においでになり、たいへんの御機嫌で御連歌などをなされ、相州さまこそ、何もおつしやらない御様子でごさいましたが、数ある御家人の中には、その頃の将軍家の御行状に眉をひそめて居られたお方もあつた御様子で、たうとうそのとしの九月二十六日には、短慮一徹の長沼五郎宗政さまが、御ところに於いて大声を張り挙げ思ふさま将軍家の悪口を申し上げたといふ、まことに気まづい事さへ起つてしまひましたの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...私が相州(そうしゅう)の海岸で計ったのでは...   私が相州の海岸で計ったのではの読み方
寺田寅彦 「夏の小半日」

...それはそのアスナロノヒジキを相州箱根で採ったのは...   それはそのアスナロノヒジキを相州箱根で採ったのはの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...この竹はメダケより小にして相州箱根山近辺に最も多し...   この竹はメダケより小にして相州箱根山近辺に最も多しの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...『落葉集』巻十七に相州足柄(あしがら)に矢立の杉あり...   『落葉集』巻十七に相州足柄に矢立の杉ありの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)六上に相州厚木辺で...   嬉遊笑覧六上に相州厚木辺での読み方
柳田国男 「年中行事覚書」

...相州(そうしゅう)とか伯耆(ほうき)とか京ものとか...   相州とか伯耆とか京ものとかの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...このほか相州一族の地関東諸家の所領をばさせる功もなき宮廷内(みやうち)の伶人伎女...   このほか相州一族の地関東諸家の所領をばさせる功もなき宮廷内の伶人伎女の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...勿論、相州物で、刀身二尺四寸、幅九分一厘、肉二分というから、実物は見ないが、なかなか業物(わざもの)らしい...   勿論、相州物で、刀身二尺四寸、幅九分一厘、肉二分というから、実物は見ないが、なかなか業物らしいの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「相州」の読みかた

「相州」の書き方・書き順

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