...相対的に上位に位する性格が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...相対的に急速に衰退しつつあるし...
戸坂潤 「社会時評」
...高度の加工精密部分品工業の如きは運賃が相対的に少ないから...
戸坂潤 「読書法」
...例えば四寸と八寸との関係と一尺と二尺との関係とは形式的には即ち相対的には同一の一対二の関係であるが...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...或いは相対的に怒るのではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし相対的には一定の装置についてはを以て各種の結晶が出来る時の過飽和の度合を示すものとすることが出来るのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...第十二章 人生表裏の判断表と裏とは物の存立(そんりつ)条件人生の言葉はとかく相対的になる...
新渡戸稲造 「自警録」
...絶対的にも相対的にも殖えたのである...
服部之総 「黒船前後」
...穀物の価格はわずかに相対的に取るに足らぬほどしか下落せず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...粗生生産物の価値が相対的に低いということである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...穀物が相対的に低廉であるために...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...時には一見まことに些細なような点でさえ相対的には大切なことがあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...相対的に見れば、安くてすぐ剥げるものより、値段は実質的にはかえって安いものとなるであろう...
柳宗悦 「樺細工の道」
...相対的に考えねばならぬ...
矢部貞治 「政治学入門」
...貨物は相互に相対的に騰落するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...一貨物を輸入することを吾々に決心せしめた動機はそれが外国においては相対的に低廉であることを発見したにある...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...穀物を相対的に低廉にし製造品を相対的に高価にするとはいえ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それは相対的に位置づけられた「価値」なるものではないかも知れない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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